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「GINZAワインマーケット」
銀座・松屋で開催された「GINZAワインマーケット」に行ってきました。
「ヨーロッパ地域以外で生産されたワイン」の有料試飲・即売のイベントです。ここに日本のワイナリー数社も「ニューワールド」の一つとして参加。私が行った日は白百合醸造の内田多加夫、タケダワイナリーの岸平典子の両氏がトークショーのゲストとして登場しました。

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仕事の用事がキャンセルになって時間が空いたので、予定より早い午前11時すぎに到着。すると8階の大催場はすでに大混雑でした。「朝からワイン飲みに来る人なんてそんなにいるのかなー」なんて、自分のことを棚にあげて思っていたのでビックリしたのですが…

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実は混雑の原因は、隣で同時開催していた「中古カメラ市」お目当ての人々。
よく見るとワインイベントの来場者はちらほらといった程度でした。

今回のイベントは21枚綴りのチケットを2100円で購入。各ワインの値段にあわせて、所定の枚数と交換するシステムです。
早速、受付でチケットを入手。まずは先日のワイン会で飲んだ那須ワインを、何アイテムか味見しました。

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うーん、美味しいけど白ワインがぬるい…。デパートの中だけあって、会場内はかなりの温度。正直、ワインはかなり温まっていました。
それはともかく、ワインはまさに「洋の装い」。ワイン会で飲んだときも思ったのですが、他の国産ワインとは少し違う方向を目指しているような気がします。でもその志は「異端」などではなく、ある意味「王道」と言えるのかもしれません。

山梨ワインの野沢さんがブース内にいらっしゃったのでご挨拶。お話を聞くと、やはり開場前から人が行列しているのを見て「さすが銀座!」と思ってしまったそうです。

その後、NZピノなんかにもちょっと浮気していると、内田さんのトークが始まりました。
戦後から現在に至るまでの甲州ワイン醸造史や現在のワイン作りへの取り組み方、勝沼ワイナリークラブをはじめとする普及活動など、話は幅広く展開。ワイナリーの方々の熱が伝わってくるような内容でした。

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さらにこの後は、横浜のバー「コンズコーナー」のキヨさんとも遭遇。(以前アップしたスーパー飲み会の主催者です。)いろいろしゃべっているうちに、岸平さんのトークも始まりました。

タケダワイナリーでは古くから欧州品種を作っているため、ぶどうの樹齢が国内では例外的に高いこと、「葡萄の声を聞いてワインを作れ」というお父様の教えや、「日本の気候は降水量が多いので、ワイン作りには向かない」というソムリエ教本の記述に憤慨した話、寒いと思われがちな山形も、実は積算温度はラングドック並みという話など、興味深いエピソードばかり。

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途中でビオディナミの話が少し出たので、トークの後に質問もしてしまいました。すでに4年前から実践中で、まもなく畑は改植する予定だそうです。ちなみに製品としてはリリースされていませんが、味わいは「後味が長い気がする」とのことでした。

今回は中央葡萄酒の三沢さんにもお会いして、シャブリのワイナリーで樽の使い方を学んだ話などを聞くこともできました。

気になったのは海外ワインコーナーと日本ワインコーナーの扱いが同じだったところ。海外ワインの方は単なる展示即売会化していましたが、日本ブースにはわざわざ作り手が来ていたのですから、主催者側にもう少し工夫があっても良かったのでは、という気がしました。もったいない…。

でも個人的にはいろいろと実のあるイベントでした。いろいろ文句を書きましたが、またやってくれないかな。
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by inwine | 2008-02-26 10:17 | 日本ワインを飲む