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キャネー Delaware 万力+2007
デラウェアにはとにかく「甘い」という印象があったのだけれど、このワインは一味違った。口に含んだ時から甘みは強く感じるんだが、ただそれだけじゃなく、がっしりした骨格を感じる。例えていうと、ぶどうを種や皮ごと丸かじりしているみたい。渋みや酸味がしっかりと甘さを支えている感じです。魚介類より、鶏肉や野菜をグリルで焼いてシンプルに味付けした料理なんかに合いそうな気がする。よく冷やしてスイスイ飲みたいワインです。

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by inwine | 2007-11-07 15:02 | 日本ワインを飲む
プチ コニシ(Standing BAR PETIT Konishi)
中野坂上のスタンディングバー、「プチ コニシ」へ。
ワイン販売で有名な酒屋さん、藤小西が店舗奥で営業しているお店だ。

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この日、店内は大賑わいで活気に包まれていた。
カウンターで、まずグラスワインを注文。黒板に書かれてあったココ・ファーム・ワイナリーの「甲州F.O.S 2005」だ。
説明書きによれば「甲州の軽くサッパリとしている印象をくつがえすボリュームと予想を超える複雑な要素が次々と押し寄せます。」とのこと。店員さんからは「赤ワインに近い作り方です」との説明もあった。「黄金の甲州」と似たタイプだろうか。

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一口飲むと、まず甘い樽香。そして説明のとおり、赤ワインのようなこってりとしたボリュームが広がる。確かにユニークなワインだった。やっぱり「黄金の甲州」とどこか通じるところがありそうだ。これを2杯いただいた後、酒屋店舗で購入したタケダワイナリー「サン・スフル」を持ち込んだ。そう、このお店は隣の店舗で買ったワインを店内に持ち込めるのだ。

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「サン・スフル」は酸化防止剤無添加の自然派ベリーA。微発泡していたが、それもまた良し。
少し冷やしてもらい、美味しくいただいた。
料理のメニューはバルっぽいおつまみから本格的なものまで。今回は3品ほどしか頼まなかったが、どれもかなりのウマさだ。(写真は生ハムのディップ。)

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それとこのお店のもうひとつの魅力は店員さんの感じのよさ。女性を中心に若いスタッフがきびきびと接客をこなしている。
カウンターの隣ではおじさんがマンガを読みながら、ビールを美味しそうに飲んでいた。
立ち飲みならではのざっくばらんな雰囲気でいいカンジだ。
結局、2時間ほどいてビールやスパークリング、赤のグラスまで飲み、おみやげにワイン3本を抱えて帰宅。充実の夜だった。
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by inwine | 2007-11-04 13:08 | 日本ワインを飲める店
丸藤酒造さん
今回の訪問で最後に訪れたのは丸藤酒造さん。
ルバイヤートワインでおなじみの有名な醸造所だ。

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国道のJA直売所近くから斜面を登ると、すぐに看板が見えてくる。
距離はほんのわずかだが傾斜は少々きつく、なまった体の私は少し息切れしてしまった。
途中、小学生の男の子が「こんにちは」と声をかけてきた。
勝沼の町を歩いていると出会った子供たちが必ず挨拶をしてくれる。
学校の指導なのだろうが、訪問者にとってはうれしい歓迎だ。

中に入ると女性が迎えてくれ、試飲をお願いすることができた。
カウンターにずらりと並んだボトルを、次々にグラスに注いでくれる。

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醸造所の方にお話をうかがいながら、試飲をするのはやはり楽しい。
日本の食べ物にはやはり日本のワインが合うのでは、という意見に深くうなずく。
このワイナリーでは限定品なども含めて、実にさまざまな種類のワインを世に出している。
写真にあるのは、そのほんの一部。
1つ1つにそれぞれ異なる想いがこめられていることが、お話から伝わってきた。
ヴィンテージの差や樽の使い方の違いで、同じ甲州ぶどうも性質はまるで変わってくる。
それをどう美味しく、個性あるワインに仕上げるかが作り手の腕の見せ所なのだ。

お邪魔したのは数十分ほどだったが、帰る頃にはすっかり日が落ちていた。
購入したワインのほとんどは宅配便で送っていただき、
「ルージュ2004」と「甲州2002」を1本ずつだけ持ち帰ることにした。
今日はワイナリーをめぐる途中で、直売の野菜を買っている。それに甲州名物「ほうとう」も。
家でそれを鍋のように囲み、ルバイヤートワインを堪能するつもりだ。

高速バスの停留所に歩いて向かうと、歩道橋の上から月がのぞいていた。

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by inwine | 2007-11-01 10:58 | ワイナリー訪問
ダイヤモンド酒造さん
山梨ワイナリーめぐり、3軒目にお邪魔したのはダイヤモンド酒造さん。

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奥様が出迎えてくれ、試飲をさせていただいた。

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数種の甲州とシャルドネ、そして2種のマスカットベリーA。
「シャンテ Y・AますかっとベリーA」に初めて出会ったのは鴨宮のかのや酒店だった。
あるブルゴーニュワインを見つけた後、「国産のピノはありますか?」と尋ねたところ、紹介されたのが「それいゆピノ」。
そしてさらに「何か他にも…」とお願いしたところ、「ピノ・ノワールがお好きなら、これはいかがでしょう?」と薦めてもらったのが、この「ますかっとベリーA」だったのだと思う。

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このワインを飲んだことで、ベリーAワインへの印象は大きく変わった。とても複雑味を持ったすばらしいワインだと思う。
今回は「ますかっとベリーA Plus」も購入することにした。さらに「黄金の甲州」と「シャルドネ」も。
「黄金の甲州」はブラインドで飲んだら、絶対に当てられないような不思議な味わいだった。
途中から息子さんの雨宮吉男さんも説明に加わってくださり、東京でこのワイナリーのワインを飲める店を紹介していただいたりした。お忙しい時期にもかかわらず、ありがとうございました。
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by inwine | 2007-10-31 15:24 | ワイナリー訪問
原茂ワインさん
10月終わりの山梨訪問。昼食は原茂ワインさんの2階にあるカフェ「Casa da Noma」でとった。
私も同行した連れ合いも、頼んだメニューは「パンの気まぐれブランチ」。
ワインは私が「甲州シュール・リー」、相方が赤の「甲斐ノワール」だ。

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舞茸のソテーやゴーヤチャンプルー、トマトのソーセージ。
やさしい味わいのおかずが少しずつ盛られた、思わずうれしくなるごちそうだった。
ボリュームも十分。ワインとの相性はもちろんばっちりだ。

食事の後、1階で試飲をさせてもらう。

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甲斐ノワールは04と05の両方を試飲させていただいた。
「飲み比べると違いがはっきりしますよ。」というお話の通り、まったく個性の異なるワインだった。
より骨格のしっかりした印象のある04を購入。加えて爽やかな甘さが魅力的な「ハラモヴィンテージ 甲斐ブラン」も買うことにした。
さらに試飲をしなかった「ハラモワイン甲州」も追加。親しみやすいラベルが記憶に残っていて、一度飲んでみたいと思っていたのだ。


試飲を終えてタクシーを待つ間、入り口付近に広がるぶどう棚を眺めた。
もうワイン用品種の収穫はほとんど終わってしまっている。残っているのは生食用のものばかりだ。

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「甲州 歴史1200年」の文字に、このぶどう品種への誇りが伝わってくる。

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数日後、「ハラモワイン甲州」を早速 自宅で飲んだ。
実は1000円台前半という価格帯から、ワインだけでも楽しめるような軽いボディを想像していた。
しかし実際は豊かなミネラル分を感じる、しっかりとした骨格のワインだった。
連れ合いの感想は「ソーヴィニヨンブランみたい。」 そう、確かに良質のソーヴィニヨンブランによくある、かすかな塩気を感じる。魚介類との相性はぴったりだろう。文句なしのコストパフォーマンスだと思う。いいワインをまたひとつ見つけることができた。
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by inwine | 2007-10-30 15:42 | ワイナリー訪問
旭洋酒さん<1>
秋も深まった十月の終わり、山梨を訪れた。向かったのは山梨市に位置する旭洋酒さん。「ソレイユワイン」でおなじみのワイナリーだ。
経営されているのは若い鈴木さんご夫婦。なんと、ほぼ2人だけですべての作業をこなしているのだという。迎えてくれたのは奥様だった。早速試飲をお願いしながら、いろいろとお話を伺った。

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出していただいたのは「ソレイユ・クラシック白」、「ソレイユ甲州2006」、そして「ソレイユ・クラシック赤」。


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「クラシック白」は甲州100%。とても素直でクリーンなワインという印象だ。酸や甘み、そして甲州独特の渋みのバランスが素晴らしい。何のストレスも感じずにすいすいと飲める楽しいワインだが、その楽しさは綿密な設計のもとに生まれているようだ。奥様によれば、このワインで「甲州種のスタンダード」を作ろうとしたとのこと。つまりお二人が甲州ワインの基本と考えるスタイルを、実際に形にしたというわけだ。言われてみればまさにそのとおり。甲州ぶどうの個性がひとつずつ丁寧に引き出されているのが分かる。






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もう1つの白ワイン、「ソレイユ甲州2006」は「基本形」から一歩進化したワインといえるのではないだろうか。特別に糖度の高いぶどうを用いたというだけあり、しっかりとしたボディと豊かな甘みを感じるが、一方で酸味も十分に備えている。決して鋭角的ではなく、柔らかく爽やかで、美味しい酸だ。もちろん今飲んでもとても楽しめる。けれどこれだけ複雑な要素を備えていれば、数年後にはさらに凄いワインになっていそうだ。







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そして「クラシック赤」。実にチャーミングで美味しいワインだった。マスカットベリーA主体だが、これもやはりお二人の考えるベリーAワインの「基本形」なのだろう。日本の赤ワイン品種としては非常にポピュラーなぶどうだが、実は美味しいワインを作るのはかなり難しいのではないかと思う。ベリーAと聞いただけで敬遠する人が多いのも決して偏見のせいだけではないだろう。しかしこの「クラシック赤」は「白」と同様に、ぶどうの持つ個性がはっきりと感じ取れる。日常の食事と共に楽しく味わいたいワインだ。






このワイナリーを訪れたいと思っていたのには、実は理由があった。<次回へ続く>
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by inwine | 2007-10-28 08:55 | ワイナリー訪問