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消費者が決める!「ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー」開催!

はげしく成長を続ける日本ワイン。
業界の中でもいろんなコンクールがあったりします。
なんですが、ちょっと画期的なコンクールを新たに開催することになりました。


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コンセプトは『飲み手がホントに美味しいワインを選ぼう!』。
業界の外側にいる、プロでない人々が先入観ナシで選ぶからこそ、新しい刺激や発見もあるはず。
あなたも「飲み手の金賞ワイン」選びに参加してみませんか?
ちなみ第1回の今回は日本を代表する赤ワイン品種、マスカットベリーA。

「本当にアレってアレなの?」(意味不明)なんて疑問も、ガチなテイスティングで一気に解決かも!
審査のあとは、絶品料理とのマリアージュも楽しめますよー。

申し込み&詳細はこちら↓から。

http://www.makersdinner.com/archives/1122981.html

日本ワインを愛する皆さま、ぜひぜひ!
参加希望、続々きてるんでお申し込みはお早めに~。

おかげさまで、定員となりました。ありがとうございます!
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by inwine | 2009-09-14 12:18 | そのほか
「国産ワインコンクール」 その4

国産ワインコンクール公開テイスティング、後半は気になるワインをひたすら飲みまくりです。
朝10時に開場して、途中表彰式をはさみ、イベント終了が午後4時。
6時間もの長丁場でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。

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おなじみのワイン、初めてお目にかかるワイン。出品数はなんと268種類もあるので、
正直、長いどころか時間が足りないくらいです。(あと肝臓パワーも)
いろんな方と話に花も咲き、ホントに楽しい一日でした。
ひとまず印象に残ったワインを。

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欧州系品種赤の最優秀カテゴリー賞を受賞した
小布施ワイナリー「Domaine Sogga Merlot 2e 2007」は
樽の風味と柔らかくしなやかな果実味、そしてミントのような清涼感が一体となり、
体に染み渡るような美味しさです。さすが!

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井筒ワイン「NACカベルネ・フラン2008」は
葡萄の完熟感が感じられ、また動物的なニュアンスがなんとも官能的。

「サンクゼールシャルドネ2007」はバランスのとれたきれいな味わい。
中盤のトロピカル系の甘さが魅力です。

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「シャトーマルス キュベ・プレステージ穂坂日之城カベルネ&メルロー 2005」は
葡萄の充実がはっきり伝わるスケールの大きなワイン。
ブレンド加減もイイ感じです。

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「月浦ミュラートゥルガウ2007」はほのかな甘さが魅力的ですが、一方でしっかりとした酸があり、
決してだれることはありません。ワインとしての緊張感が保たれた素晴らしいバランスです。

蒼龍葡萄酒の「Traditional Rich Taste 甲州 2008」は
今の甲州のスタイルのひとつのスタンダードを提示してくれているような気がします。

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エーデルワイン「いわて銀河葡萄園」はイチゴジャムそのもののような香り。
「ジャミーな」という表現はワインを表すときによく使われますが、
これほどイチゴジャムに近い香りは初めてかも。ちょっとびっくりでした。

びっくりといえば、丸藤葡萄酒「2004ルバイヤートメルロー」も。

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なぜに今2004が?


シャトレーゼ勝沼ワイナリー「2008年鳥居平甲州シュール・リー」は、
個人的には『金賞!』という感じ。おいしいです。

熊本ワインの「菊鹿セレクション小伏野 シャルドネ樽発酵2008」はナイトハーベストに並ぶ、
新たなフラッグシップワイン。これまたレベル違いの美味しさ! いやー凄いワイナリーです。
試飲ブースには醸造の幸山さんみずからが出陣!

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まだまだ美味しいワインはいっぱい。そして飲んでないワインもいっぱいですが、
イベントは終了!(涙)

帰りに甲府駅前の小作でおみやげほうとうを購入。
ウチで食べながら、こんなワインを開けてみました。

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うわー、旨いわ。このワイン。葡萄のポテンシャルがビンビン伝わってくる。
リリース直後にも飲んだんですが、今のほうが美味しいかも。凄い甲州です。
もちろん、おほうとうとの相性もバッチリ! ウマイウマイ汗汗でシアワセに飲み、食べました。
真夏のほうとうも良いもんですな。日本ワインバンザイ!

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by inwine | 2009-08-29 22:14 | そのほか
「国産ワインコンクール」 その3

次は「国内改良等品種 赤」の金賞・銀賞を飲み比べ。

銀賞のアルプスワイン「AWプラチナコレクション マスカット・ベリーA 2008」は
チャーミングな果実味と洗練されたボディのバランスが見事。

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葡萄は20%だけ除梗。絶妙な骨格を感じさせてくれます。
アサンブラージュの名手、前島さんならではの見事なワインです。

金賞の岩の原葡萄園「マスカットベーリーA 2007」はきれいな果実味が引き出されたワイン。
有機農法で育てられた葡萄の自然な美味しさが魅力的です。

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酸と果実のバランスがイイ感じ。
葡萄の実そのものが感じられるような味わいでした。

もうひとつのベリーA「岩の原ヴィンテージ 2007」も銀賞を受賞。
こちらは「マスカットベーリーA 2007」とは方向性がまったく異なるワインです。

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果実の鮮烈さは金賞ワインに一歩譲るとしても、
全体のバランスからみると、「ヴィンテージ」のほうが完成度が高いような気がしました。

「川上善兵衛”直系”のウチがとらなければいけない賞だったので、本当にうれしいです。」
というワイナリーの方の言葉もとても印象的でした。

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同じく金賞のフジッコワイナリー「フジクレールMBA樽熟成2006」も、
1年樽熟成ながら、オークの風味よりも果実感がダイレクトに伝わるワイン。

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リキュールのような凝縮感のある甘みが魅力的です。

3アイテムを飲み比べて感じたのは、
(すべてのアイテムを飲み比べたわけではないので、うかつなことはいえませんが)
「果実味の豊かなワインが上位に来ているのかな」という点です。

この後、もう少しいろんなワインを飲んで、比較をしてみようかなと思います。
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by inwine | 2009-08-29 14:47 | そのほか
「国産ワインコンクール」 その2

夏休み最後の土曜日で、高速は少し混んでました。
予定より30分ほど遅れて、会場に到着!

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受付を済ませて、テイスティング開始です。

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まずは赤白泡の4種で金賞を受賞した、メルシャン勝沼ワイナリーのブースへ。

スパークリングワイン金賞の「勝沼のあわ2008」は勝沼の甲州をメインに穂坂産もブレンド。
そのため酸とボリュームをあわせ持つ絶妙のバランスになってます。

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瓶内二次発酵ではありませんが、泡も細かくて飲み心地もイイ感じでした。

欧州系品種金賞の「長野シャルドネ2007」は残念ながら、ストックがなく今回は試飲できず。
銀賞の「北信シャルドネ2007」をいただきました。
鼻を近づけると、すぐに樽発酵由来のオークの香りがしっかりと立ち上ります。
白桃のような濃厚でボリュームのある果実味も樽の風味に負けていません。

欧州系品種金賞の「城の平 カベルネ・ソーヴィニヨン2005」は、
日本のカベルネらしい繊細な果実味を持ちつつ、
22ヶ月の樽熟成をしっかりと受け止める骨格の強さを感じます。

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少しだけ青さは感じますが、無濾過ならではの味わいの豊かさが魅力的でした。さすがは金賞。

さて次は何を飲もうかな。
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by inwine | 2009-08-29 14:16 | そのほか
「国産ワインコンクール」 その1

今日は甲府富士屋ホテルにて国産ワインコンクール。
これから高速バスで、甲府まで向かいます!

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by inwine | 2009-08-29 07:36 | そのほか
軽井沢・クーカル「つくり手たちと飲み、食い、語らう日本ワインの会」
軽井沢・クーカルのイベント「つくり手たちと飲み、食い、語らう日本ワインの会」へ行ってきました。

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今回のイベントは屋外がメイン。立食で料理とワインを楽しむというカジュアルなスタイルです。
夏本番といった感じの天気の中、まるでキャンプに来たような楽しさがありました。
参加したワインメーカーは下記の通り。(主催者の一人、鹿取みゆきさんの「TRIPPA通信+1より転載」)


北海道 「ドメイヌ・タカヒコ」 曽我貴彦さん
     「ナカザワヴィンヤード」 中澤一行さん
山形 「タケダワイナリー」 岸平典子さん
    「酒井ワイナリー」 酒井一平さん
山梨 「ルミエールワイナリー」 小山田幸紀さん
    「四恩醸造」 小林剛士さん
長野 「Kidoワイナリー」 城戸亜紀人さん
    「小布施ワイナリー」 曽我彰彦さん

通常、こうしたイベントでは造り手の方々がワインをサーブしたりすることが多いのですが
今回は参加者と同じスタンスで、共に料理を食べワインを飲むという形式。
肩の力を抜いていろんな話ができるわけで、これはかなり貴重な体験です。
実際、あちこちで老若男女の参加者と醸造家・栽培家の皆さんが盛り上がっていました。

しかも供される料理はそれぞれのワイナリーの地元素材を使ったもの。
ひとつひとつのマリアージュを楽しめるという夢のような企画です。

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まずはウェルカムドリンクの四恩醸造・クレマチスロゼを一杯。

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そして主催者の皆さんの挨拶のあと、タケダワイナリーのサンスフル白で乾杯!
いよいよ会のスタートです。

8人の方々とお話をしながら、次々に運ばれるワインと料理をいただきます。
ワイン会でよくお会いする方ともお話につきあっていただきながら、楽しい時間を過ごすことができました。

タケダワイナリー・岸平さんの普段見ることのできない、お茶目な素顔は本当に魅力的。
「ビオカレンダーは教科書です」という言葉もちょっと意外でした。

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乾杯のサンスフルはワイナリー所蔵の2008年。
新酒的な扱いのワインですが、年を越した今、少し熟成感が出てきて
ますます美味しくなってました。さすがです。

酒井ワイナリー・酒井さんは山形の若手のワインを引っ張っていくという決意を語ってくれました。
でもお酒はあんまり強くないらしく、会の終わり頃は強烈に眠そうな姿がチャーミングでした。

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スペシャルブレンド2007年は相変わらずの美味しさ。
合わせた料理は高畠産の豚肉のチャーシュー。
スパイスの香りがワインの香りを引き出して、相性バッチリでした。

ルミエールの小山田さんは軽妙でざっくばらんなトークが大人気。
酒井さんとの掛け合いは絶妙で、大爆笑でした。

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南野呂のベリーAは前にも書きましたが、ホントに美味しい。山梨でも屈指の一升瓶ワインだと思います。

四恩の小林さんもノリノリ。
岸平さんの料理を奪って食べちゃったり、まるでガキ大将です。
最近、桃の栽培も始めたそうで
「桃は虫には強いけど病気に弱い。育てるのは大変です」とのこと。

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ちなみにこの日は「つよぽんが育てた桃のサラダ」が登場。
冷たいクレマチスロゼとばっちりの相性でした。ごちそうさまです!

城戸ワイナリー・城戸さんは去年の秋の塩尻のイベントでお会いして以来。
最近、スタッフがお一人加わったそうです。
大学の醸造科などではなく、ハローワーク経由で募集されたそうですが、
その理由は「ワイン造りは派手なイメージがあるけれど、現実は地味で大変な作業。
だからきちんと社会人経験のある堅実な人を採用したかった」とのこと。
物静かで、情熱を内に秘めた城戸さんらしいお話でした。
城戸さんのお話にはいつもはっとさせられるような刺激があって、
ついついいろんなことをお聞きしてしまいます。
そのせいか、写真を撮り忘れてしまいました…。

持ってきていただいたワインは最近発売されたばかりの
プライベートリザーブのメルロとシャルドネ2007年。
柔らかで深みのある果実味が体に染みこむようなワインでした。

小布施の曽我さんにはいろんな話の中で、酸化防止剤に関するお話を聞いてみました。
「答えは単純です。僕は伝統的なワイン造りに反することはしないのがモットー。
 酸化防止剤は樽の硫黄燻蒸という形で、昔から添加されてきました。
 その手法を否定するのは18世紀以降のワイン作りを否定するようなものです」
なるほどー。
ちなみに弟の貴彦さんの意見はまた少し違いました。
当たり前かもしれませんが、兄弟でも考え方は少しずつ違うものですね。

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最近、ご結婚されたとのこと。おめでとうございます!

ワインはやはりリリースしたばかりのルヴァン・ナチュレル・カベルネ・フラン。
フランのナチュレルは初だそうですが、コレ、めちゃめちゃ美味しいです!
買わなきゃならないワインがいっぱい見つかっちゃって、頭痛い…。

初めてお会いしたのは北海道のお二人。
ナカザワヴィンヤードの中澤さんには、北海道のワイン造りの現状、可能性と問題点や
ご自身の今後の展望などいろんなお話をお聞きすることができました。
苗木作りに関する、ちょっとびっくりするようなお話も。
とても勉強になりました。

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ワインはもちろんクリサワブラン。
このワイン、時間を空けて定期的に飲む機会に恵まれましたが
どんどん美味しくなっていく気がします。

ドメイヌ・タカヒコの曽我さんには
これからのワイン造りについていろいろとお聞きしました。
詳しいことはアレですが、どうも近い将来、かなりすごいワインが世に出るのは間違いないようです。

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話に夢中で料理を食べ損なったりしてしまいましたが、ホントにとても楽しい会でした。
目黒・キッチンセロのスタッフも総出でサービスを担当していただきました。
意外な食材とワインの組み合わせには、まさに目からウロコ。ベリーAとマトンがこれほど合うとは思いませんでした。

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びっくりしていると「山形ではよく食べますよ」と岸平さん。そうなのかー。

ちょうど会が終わる頃、雨が。4時間以上もの会でしたが、あっという間でした。
従来のワイン会とは少し違う、広がりや可能性を感じることができたイベントで、本当に楽しい時間でした。
その分、主催者側には通常以上のご苦労も多かったはずです。
スタッフの皆さん、そして醸造家、栽培家の皆さん、ありがとうございました!

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by inwine | 2009-08-15 11:29 | 日本ワインを飲める店
駆け足で <4>

x月x日

「小布施ワイナリー リースリング ファミリードライ」。

名前通り、とても「ドライ」な味わい。シャープな酸とぎっしりしたミネラル感が口の中で広がります。
リースリングとリースリング交配種のブレンド。「ファミリー」って名前イイですね。
抜栓後、時間をおけば違う表情を見せそうな気もしたのですが、あっという間に飲んじゃいました。

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x月x日

日本橋にある「富士の国やまなし館」に行ってみました。
山梨の名産品を扱う県のアンテナショップです。

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店内には県産ワインがずらり。最近になって、改めて力を入れ始めたそうです。
毎月第二第四金曜日には、醸造家を招いての試飲会も開いているとのこと。
国産ワインファンにとっては意外な名店(?)かもしれません。

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x月x日

横浜の酒屋さん、マルシェ・ディジュールへ。
国産ワインがずらりと並ぶカッコイイ酒屋さんです。場所は横浜スタジアムがある横浜公園のすぐ目の前。

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特筆すべきはラインナップのシブさ。北海道から九州まで、かなりイイ感じのワインばかりが並んでます。
仕入れに力を入れているのが、店頭からもビンビン伝わってくる感じでした。
ワイナリー品切れ銘柄や、希少アイテムなど「こんなのまだあったの?」というものもたくさん。

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店内にはスタンディングバーがあり、グラスワインが格安で楽しめるのがうれしい。
この日はブルゴーニュ数種をはじめ、かなりの数のワインが空いてました。
立ち飲みスポットとしても、絶好の穴場といえます。

カウンター奥には、アサンブラージュのポスターも。

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ズバリ言って、かなりオススメ。選ぶだけで楽しくなるお店です。


x月x日


第1回「北海道のワインを飲んじゃお会」に参加してきました。
北海道ワインの普及を精力的に進める強力サポーター、あ~ちゃんさん主催のワイン会です。
会場はまたまたまた「Marche de VinShu」。

函館ワイン、北海道ワイン、千歳ワイナリー、ふらのワイン、
十勝ワイン、中澤ヴィンヤードの貴重アイテムがずらり。

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面白かったのはふらのワイン。なんと市営で、栽培の方も醸造の担当者も市の職員という身分なんだそうです。
「おみやげ用?」という疑問が頭に浮かびましたが、「シャトーふらの」(バッカス・ケルナー)を飲んでびっくり。
すっきりした甘さが魅力的な、洗練された味わいでした。

もちろん中澤ヴィンヤードの栗沢ブランはじめ、他のワインもかなりの完成度。
千歳ワイナリーの「レシラ ピノ・ノワールロゼ」はイチゴの香りがいっぱいの可憐で楽しいワインです。

どのグラスからも、北海道という土地の将来性が伝わってきます。

もうひとつびっくりしたのが、あ~ちゃんさんが持参してくれたじゃがいもたち。
色・大きさ・形もさまざまで、味も実に多彩。さすがです。
特に「インカのひとみ」という品種は、ねっとりとした甘さが感動的なウマさでした。

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現地では町のスーパーでも、当たり前のように何種類ものじゃがいもを売ってるそうです。
ウラヤマシイ。ただ茹でただけで晩御飯のおかずになるじゃん。

ホントに楽しい会でした。あ~ちゃんさん、ありがとうございま~す。


x月x日

マイミクのデクさんのお誘いを受け、「日本自然派のシャルドネを飲む会」へ。
ワインリストは…

ボーペイサージュ シャルドネ2007
ボーペイサージュ シャルドネ2007(亜硫酸無添加)
金井醸造場    万力シャルドネ2008
タケダワイナリー シャトータケダ シャルドネ2007
小布施ワイナリー ドメーヌソガ ムラサキヴィンヤード2007

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シャルドネばっかりの会、予想以上の面白さでした。
「赤が飲みたくなっちゃうかな」なんて思ったりしたんですが、さすがは実力派ワイナリー揃い。
どれを飲んでも新鮮な驚きがありました。

同一品種だけにそれぞれの個性が際立ち、造り手ごとに異なる個性豊かなキャラクターが見えてきます。

一方で、どのワインにも共通していたのが伸びやかな果実味。

「自然派」というカテゴライズが何を指すのか、なかなか難しい部分もありますが、
この日飲んだワインには、ひそかに通底する「哲学」が感じられた気もしました。

…とかなんとか言いつつ、結局最後には赤もバッチリと。たぶん会費オーバーしちゃったはず。
デクさん、ごちそうさまでした!


(つづく)
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by inwine | 2009-05-13 13:46 | そのほか
駆け足で <3>

x月x日

「2001年高畠シャルドネ樽発酵」を金目鯛のしゃぶしゃぶと。

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しっかりした腰の強さが樽の風味を支えるバランスの良いシャルドネ。
しゃぶしゃぶは金目のアラでダシを。脂ののった濃厚な旨みとバッチリ合います。

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ビールとも日本酒とも違う、日本ワインならではのマリアージュを楽しめました。
(スミマセン。記憶違いでちょっとゴチャゴチャになってて訂正しました。やっぱりためすぎるとダメですね。)


x月x日

阿佐ヶ谷「志ノ蔵」へ。以前にもおうかがいした美味しい鶏鍋のお店です。
このお店のこだわりは「純国産」。野菜、肉などの食材はもちろん、
オリーブオイルなどの調味料、器にいたるまですべてが選び抜かれた日本産。

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料理はシンプルな見た目ですが、じんわりと体に染みこむような滋味に満ちています。
ワインは小布施と金井醸造場を。シアワセな気分でした。

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x月x日

渋谷・クヨールにて「ボー・ペイサージュ2007 リリースパーティー」。
昨年は昼夜参加という強行スケジュールでしたが、今年はおとなしく夜だけの参加にしました。

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会場はキッチン・セロでおなじみの東美グループの新店「クヨール」。
彫刻の世界から料理界に転身して、世界の名店を渡り歩いた船越シェフの料理が話題のお店です。

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まずはシャルドネから。最初の一口はシャープな酸が印象的でしたが、時間が経つにつれ、肉厚な果実味がじんわりと。

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もちろん充分美味しいのですが、これは時間をかけて飲めば、かなり化けそうな気配です。

次は「ラ・ボワ」。カベルネ・フラン100%です。
「今年は今までより、最初から開いている」と岡本さん。
鼻を近づけると… 出ました。まさに岡本さんのワインの香り。
ミント系のハーブや甘いオレンジのような芳香が立ち上ります。
酸とのハーモニーも抜群。
チャーミングな印象ですが、こちらも時間経過とともに妖艶な香りを放ち始めていました。

3番目はメルロ100%の「ラ・モンターニュ」。
ブルゴーニュグラスに注がれたワインは、やはり少しだけスワリングすると、なんとも官能的な香りに。
一緒に出された料理は「フォアグラプリンと鰹のスープ」。
鰹とトマトの出汁でとったスープにフォアグラという、個性派シェフらしい大胆な一皿です。

まるで魚介と肉のダブルスープラーメンのような、かなりダイナミックな合体ですが、
ダマスクローズというバラのコンフィチュールを加えることによって、
見事に上品な味わいに仕上がっています。
濃厚かつ繊細なフォアグラの味わいと鰹・トマトのしみじみとした旨みの融合は最高でした。
もちろんワインとの相性もバッチリ。

そしてカベルネ・ソーヴィニヨン100%の「ル・ヴァン」。
料理は「スモークプーアール茶の鰻と土系ソース」。
こちらも新牛蒡、山椒を使った蒲焼風の意欲作。

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「岡本さんのワインをイメージしたとき、やはり「和」を意識しましたか?」とシェフに尋ねたところ、
すごく意識しました、との答え。ワイナリーや畑に足を運ぶなど、苦労の末、完成したメニューだけあって、
料理の完成度、ワインとの相性はさすがでした。

「カベルネは毎年毎年やめようと思っているけど、ワインを作ると、やっぱり来年もと思い直すんです。」と岡本さん。
香り、味わいはいわゆるカベルネのイメージとは少し違う、独特の複雑さがあります。
うまくいえませんが「東洋的なスパイス」といったニュアンスを感じました。

そしてラストのひとつ前に、再びシャルドネ。
実は最初に注いでもらったシャルドネを、この時点まで飲まずにグラスに残しておいたのですが、
改めて香りをかいでみると、ハチミツ、バターの香りがムンムン。クラクラしそうです。

料理は「蛤と仙人小屋の山菜 バターとプリザーブレモンの泡」。
ハマグリの肉厚な旨み・苦味、そして濃厚なバターの味わいはまさにシャルドネのイメージそのもの。
すばらしい組み合わせでした。

いよいよ最後はピノ・ノワール。
今年は例年に比べ、かなり若々しさが特徴的だそうです。
やはり官能的な香りと複雑なハーブ・スパイス香がなんとも魅力的。
シェフはこの香りを「日本のお香」と表現していました。なるほどー。

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料理は生で燻製を施した小鳩のローストに、八重山の香辛料、ピィヤーシを添えたもの。
ピィヤーシはなめるとほのかに甘く、シナモンのような香りがします。
こちらもマリアージュはバッチリ。実に贅沢です。

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デザートはピノ・ノワールの枝の燻香をつけたクレーマカタラーナ。もちろんこれもウマかったです。

今年も素晴らしかったボー・ペイサージュのワイン。
今から来年のリリースが楽しみになってきました。気が早すぎます。


(つづく)
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by inwine | 2009-05-11 19:20 | そのほか
駆け足で <1>

またまた、ずーっと更新をさぼってしまいました。
実はこの間もいろんなイベントに参加したり、ワインを飲んだりしてたので
書かなきゃいけないなと思うことがすっかり山積みに。
サボればサボるほど、ネタがたまっていくという悪循環です。

なので今回は空白の期間を、日記風に駆け足で書き綴ってみることにしました。
なんとか今日の日付までたどりつけるといいのですが。

x月x日

日本橋「野菜バル Marche de Vinshu」で開かれた「要注目の日本ワイン醸造家と飲みほす会」(大分・安心院葡萄酒工房)に参加。
日本ワイン界の仕掛け人、たこやき坊主さんの主催イベントです。
国産ワインコンクールなどで数多くの受賞歴を誇るシャルドネは、非常に個性豊かなワイン。
「イモリ谷」「リザーブ」など、さまざまなアイテムの飲み比べは貴重な体験でした。
アメリカンオーク樽熟成のベリーAもユニーク。

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ワイナリーからお見えになったのは醸造担当の古谷さん。興味深い話をたくさん聞かせてくれました。

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最近はソーヴィニヨン・ブランを植えたり、テンプラニーリョも検討中とのこと。
現在はもちろん、将来も目が離せないワイナリーです。

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x月x日

蒼龍葡萄酒「シトラスセント甲州辛口 2008Nouveau」。
決して難しい顔などせず、どんな人も受け入れてくれる。味わいはすっきり、柔らかく、優しい。
気の置けない人と話をしながら、スイスイ飲んでるうちに、あっという間になくなってる。
そんなワインです。

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x月x日

平塚・モトロッソで「第10回 日本ワインを楽しむ会」。ゲストはルミエールの小山田さんです。
ワインはペティヤン3種と一升瓶の「南野呂」の赤白。

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「ペティヤン2007(白)」はマグナムにて。甲州を使ったスパークリングワインです。

味わいはドライで酸がすっきり。夏にうれしい爽やか系です。
マグナムボトルに詰めたのは去年が初めてで、きっかけはなんとスタッフの結婚披露パーティー用だったとのこと。
一次発酵中に瓶詰めする、いわゆる「メトー・ド・アンセストラル」で、泡は4~5気圧。本格派です。

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「オランジェ2008」も甲州ですが、こちらは醸し仕込み。
名前どおりの「オレンジ」というほどの色ではありませんが、果皮の風味がよく出ていて美味しい。
醸しの期間は1週間ほどだそうです。個人的にはこちらのほうが好みでした。
コスト削減のため、コルクの代わりに王冠を使用。これがまたいい味出してます。

「ペティヤンルージュ2008」はベリーAを使用。香りはまさにイチゴそのものです。
チャーミングで美味しいワインでした。ピクニックに持っていきたい感じです。

一升瓶ワインはともにびっくりするぐらいの美味しさ。「こりゃウマイわ」と素でつぶやいてしまいました。

自然派の旗手として名高い小山田さんですが、「特別なことは何もしていません」と言葉は自然体そのもの。
「志が近いと思う仲間」として金井さん、小林さんの名前を挙げられていたのが印象的でした。

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x月x日

ハイランドリゾートホテル&スパにて「第7回甲斐Vinワインセレクション」。
甲州ばかりを41種類、ブラインドテイスティング。美味しいと思ったワインを投票するというイベントです。
昨年に続いての参加ですが、やっぱりこの数のテイスティングは真面目にやればやるほど大変。
ワインそのものがどうというより、自分がどんな味が好きなのかが、だんだん分からなくなる気がします。

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優勝は「発酵や熟成に樽を使用した」A部門が「甲州樽熟成甘口/フジッコワイナリー」。
樽を使わないB部門が「グレイス グリド甲州/中央葡萄酒」。

意外なようなそうでないような。昨年、A部門で優勝したシャトレーゼは惜しくも2連覇ならず。
それでもA・B両部門で3位以内に入ってるのはさすがです。

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ちなみにワタシは両方の部門で蒼龍を選んでました。シトラスセント、やっぱしウマイです。

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コンテストの後は造り手の人たちを交えてパーティー。甲斐vinはいつも食事がうまくてうれしい。
40種類以上、テイスティングできて、料理もバッチリ。ワイナリーに行かずとも醸造家の方々と話ができる。
これで4500円ははっきり言って安い。いいイベントです。楽しかった!

(つづく)
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by inwine | 2009-05-09 21:03 | そのほか
プチ国産ワイン会

近所の友だちと一緒に、プチ国産ワイン会やってみました。
今回のテーマは「日本中のワインを飲んでみよう!」
品種、ヴィンテージなどにこだわらず、東から西までなるべく網羅的に
各地のワインを一挙に飲んでみるというのが大まかな趣旨。
まあ正直いってどんな意味があるかは分かりませんが、その辺はノリです。

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おつまみとして某店シェフが持ってきてくれたのは、「日本のワインだから…」とお惣菜風盛りだくさん弁当。
いいですね~。めっちゃ美味しかったです。

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各地域の位置を地図で記すと、こんな感じ。『ワインで行く日本周遊旅行』です。

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まずはブラインドで飲んでみて、どの県かを当てるというムチャ振り企画を敢行しました。
要するに日本の各地域のイメージと
ワインの味わいを頭の中でだぶらせてみるという、右脳版・頭の体操といったところ。
実際は『当てる』というよりは、話のタネ的なゲームになりました。

『この県は雨が多いから、ワインはこんな感じのハズ』、『甘くて果実味が強いから九州かな』
『ドイツ系品種っぽいから北海道だ!』
などなど、飲みながらさまざまな意見が…。

ちなみに飲んだワインは以下の通り。

(北海道)ココファーム・ワイナリー / 栗沢ブラン 2007年
(山形)ココファーム・ワイナリー / 農民ロッソ 2005年
(長野)スイス村ワイナリー / ピノ・ノワール プルミエ青木原 2006年
(長野)小布施ワイナリー / サンジョベーゼ・メルロー 2004年
(山梨)メルシャン勝沼ワイナリー / メルシャンきいろ香 2006年
(山梨)ダイヤモンド酒造 / ますかっとベリーA Plus Y3 2007年
(静岡)中伊豆ワイナリー / 志太メルロー 2004年
(京都)丹波ワイン / 丹波鳥居野ピノ・ブラン 2007年
(広島) 三次ワイナリー / TOMOE Chardonnay 樽発酵 2007年
(熊本)熊本ワイン / 菊鹿 ナイトハーベスト 2007年

面白かったのは丹波ワインを飲んだ友人から「栗の風味がする」という声が出たこと。
いわれてみれば確かにそんな感じがします。
丹波といえば、そう栗の名産地。
ブラインドなので先入観なく飲んでるはずなんですが、意外な一致で盛り上がりました。

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ブラインドのあとはそれぞれが美味しいと思ったワインを飲みながら、ワイワイと宴会モードへ。

テーマのしっかりしたワイン会も楽しいですが、こんなゆるいテーマもまた面白い。
こういう飲み方も国産ワインならではの楽しみかもしれません。
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by inwine | 2009-03-26 11:16 | 日本ワインを飲む