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日本のおかずを訪ねる。<2>
食卓のフツーのおかずと日本ワインの相性を探る大好評(?)シリーズ、第二弾!
今回のテーマは「豚肉の生姜焼き」です。

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生姜焼きと日本ワインはいかにも合いそうな組み合わせだと前から思ってました。
でもあまり意識して、ワイン一緒に食べたことはないような気がします。はたして相性はどうでしょうか。

ところで、いつもいつも「ムシャムシャ、バクバク。ゴクリ。おお、合う!合うぞ!」などと言ってるだけでは芸がありません。
なので今回は比較基準にするため、一緒に別のワインも飲んでみます。こちらは海外のワインです。

まず日本代表選手。葡萄の品種は、ずばりマスカットベリーA。古い歴史を持つ、日本が誇る交配品種です。
銘柄はまるき葡萄酒の「勝沼新鮮組ベリーA」。

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お値段は1600円。比較的低価格帯で、この品種の「スタンダード」という印象のワインです。

対する海外のワインは豚肉との相性を考えて、グルナッシュやシラーなどのローヌ系品種を探すことにしました。ただし、あんまり酒質や樽のニュアンスが強くないヤツのほうが比較しやすいはず。
そんな条件で見つけたのが、コレです。

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ヴェルジェ・デュ・スュドの「ヴァン・ド・ペイ・ヴォークリューズ・グルナッシュ・シラー」。フランス・ローヌのワインです。
ブルゴーニュの白で有名なヴェルジェが、南仏で「リーズナブルで気軽に楽しめるワインとして、農協が造った葡萄を醸造した」とのこと。
お値段はベリーAとほぼ同じ1780円。よさげです。

早速、ワインをグラスに注いでみました。どちらも色合いはきれいなルビー色。よく似ています。
一口ずつ飲んでみます。

うん、イイ! いきなりですが今回のワイン、どちらもかなーり美味しいです。
ともに親しみやすい果実味が魅力。引っ掛かりを感じるような過剰な要素はまったくなく、すんなりと喉を通っていきます。

ただし酸やタンニンなど各要素の輪郭が、よりくっきりと感じられるのはローヌ。
ベリーAも決して甘いだけでなく、適度な渋みや酸味があってイイ感じなのですが、骨格の強さよりもチャーミングな味わいが印象的です。果実味のボリュームもローヌのほうがあるようです。

この時点で料理との相性をイメージしてみたのですが、意外にローヌもイケるような気がしてきました。豚肉の脂身との相性がよさそうです。
一方、ベリーAのほうは品種の魅力である独特の香りが、タレの醤油といかにも合いそう。

さて、いよいよ実食!

…なのですが、長くなったので続きはまた次回です。
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by inwine | 2008-11-09 12:11 | 日本ワインを飲む