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「アッサンブラージュの会」
山梨県の若手醸造家グループが五反田・ゆうぽうとで開いた「アッサンブラージュの会」に参加してきました。

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今回、参加したのは下記の6社。併記したのは出品ワインです。

蒼龍葡萄酒:シトラスセント甲州 2007

甲斐ワイナリー:かざま甲州辛口 2007

ダイヤモンド酒造:シャンテY.A ロサード2007

アルプスワイン:AWプラチナコレクション M・ベリーA 2006

麻屋葡萄酒:麻屋ノワール 2005

塩山洋酒醸造:大正ロマン ベリーアリカント

いずれも比較的小規模なワイナリーで、メンバーは20~30代。皆、個性豊かなワイン作りをしている人たちばかりです。
ワインは品種も価格帯もさまざま。非常にバラエティに富んだラインアップが揃いました。

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各ワイナリーのあいさつの後、代表である麻屋葡萄酒の雨宮一樹さんが30分ほどセミナーを行いました。内容は山梨のワイン醸造の現状や葡萄品種の解説など、全体をざっと横断するような概論です。

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その後は醸造家が各テーブルを順繰りに回ってお話。15分間ずつの「ファンとの集い」です。(ただしダイヤモンドの雨宮さんは到着が遅れ、こちらには不参加でした。ザンネン。)

最初は塩山洋酒の萩原さん。
ベリーアリカントは日本で交配された品種で、色は強烈な紫。唇が染まってしまいそうな濃さですが、口当たりは意外に柔らかで、酸もしっかりとあります。通常はブレンドに使われることが多い品種だそうですが、こちらは100%ベリーアリカント。なかなか面白いワインです。さらに目を引くのはエチケット。

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古きよき「カフエー」の女性が描かれた可愛らしいデザインですが、実はこの絵、萩原さんのお父さんの手によるものだそうです。

2番目は甲斐ワイナリーの風間さん。実は今回の「かざま甲州辛口」は先日の甲斐vinで私が投票したワイン。投票結果でも見事に2位になっていました。

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試飲のときも感じましたが、実にすっきりとしたワイン。食事との合わせやすさを念頭に、さっぱりした作りを心がけているというお話でした。甲州葡萄の良さを引き出すのがテーマだと風間さん。甘さと酸のバランスが絶妙!やっぱり美味しいです。
2006年は2100本ほどの生産でしたが、2007年は梅雨などの影響で数が激減してしまうとのことでした。ワインづくり、やっぱり大変です…。
お父さんと2人で栽培・醸造をしているのですが、「ものすごく」ケンカするそうです。殴り合いになりかけたのも1度や2度ではないとの話。「山梨のワイナリーはみんな親子ゲンカしてますよ」と笑っていました。
今後はバルベラの栽培に挑戦していくとのこと。今後も期待大のワイナリーです。

次はアルプスワインの前島さん。外見もなかなかイケイケな感じですが、トークも絶妙。テーブルで爆笑を起こしてました。
今回の出品ワインはベリーAですが、特別に甲州も。

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ベリーAの方はカベルネを15%ブレンド。その効果で、香りにも味わいにもふくらみが感じられます。誰にでもすすめられるような、クリーンなワインでした。その感想を伝えると、「よく言われるんですよ、ワインと醸造家が合わないって。」 やっぱり面白い方です。
「発酵中は思わず樽に話しかけてしまうんです。でも気づいたら後ろにお客さんがいて、すーっと逃げていきました。」
濾過は荒くかける程度。澱引きを何回も行うことで泥臭さを消しているそうです。

ワインは自由に飲んでほしい、と前島さん。量り売りしたワインをお客が好きなようにブレンドするのもアリだし、甲州にサイダーを入れて飲んだっていいんだと語ってくれました。

甲州も赤同様、きれいで洗練されたワインでした。やはりベリーAと同じスタイルが感じられ、美味しいです。

4番目は蒼龍葡萄酒の鈴木さん。「シトラスセント甲州」は「きいろ香」で有名なVL3酵母を使用したワインです。爽やかな独特の香りと柔らかい酸が魅力的でした。

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タンクを分けて別の酵母でも発酵を行い、最善の結果を模索し続けているそうです。「ずっと試行錯誤の連続です。」と鈴木さん。今回参加したワイナリーの中では比較的大手といえますが、未来に向け努力は怠っていません。
テーブルでは醸造について、細かいお話をいろいろとおうかがいしました。

最後は麻屋葡萄酒の雨宮さん。
ワインは甲斐ノワール100%の「麻屋ノワール」です。甲斐ノワールらしいワイルドさがストレートに出た味わいでした。

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食事は何が合うかお聞きしたところ、「モツ煮込みや砂肝などの内臓系やジビエ」との答えが返ってきました。
ワインの色に合わせた黒のエチケットもインパクト大。なんとコルクまで真っ黒です(シリコン製)。「花鳥風月」というシリーズの一環だそうです。(ちなみに「花」はベリーA、「鳥」が甲斐ブラン、「風」が甲州。コレが「月」です。)
麻屋では甲斐ノワールを、今後の赤品種の中心的アイテムとして考えているそうです。将来が楽しみ。

まもなく終了という頃に、渋滞に巻き込まれたダイヤモンド雨宮氏が到着。
詳しい話はお聞きできませんでしたが、ワインはしっかり味わいました。先日の甲斐vinの2次会でも飲ませてもらった「シャンテY.A ロサード2007」です。

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微発泡が感じられるドライな口当たりのロゼ。ほんのりとした甘さがなんともイイ感じです。ロゼと言えども酸はしっかりで、瓶の底には巨大な酒石が! ガリガリかじれそうな大きさでした。

いろいろな個性が集った「アッサンブラージュの会」。新しい発見や出会いがたくさんありました。
山梨まで足をのばさなくても、作り手のお話付きでワインを楽しめる贅沢な会。近々また開催されるそうなので、日本のワインにご興味のある方は、参加オススメです。ワイン好きな方も、普段はあまりなじみのない方も気軽に楽しめると思うので、ぜひ。

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by inwine | 2008-04-09 16:40 | 日本ワインを飲む
山梨ワイナリー訪問 2007/12 <その3>

金井醸造場から駅までは十数分。広い国道に沿って歩いていく道のりです。
途中には万力公園や笛吹川などがあり、なかなかの風情。


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勝沼の雰囲気とは少し違いますが、この辺りも新しい風景と昔ながらの自然が重なり合うように広がっています。
車が頻繁に行きかう国道を少し入ると、民家や小さな商店が並ぶ小道へ。
国道の脇には平行する形でJRの線路が伸びており、ときおり長い貨車を引いた貨物列車が悠然と目の前を通り過ぎていきました。


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次の行き先は旭洋酒。こちらは10月にも訪れたばかりなので今回は試飲などはせず、正月用のワインを買いに立ち寄るだけのつもりです。蔵にいらっしゃるか電話で確認してから向かいました。

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出てきていただいたのは奥様の鈴木順子さんでした。前回の訪問を覚えていてくださったようです。そのまま軽く立ち話。
「お正月におせちと一緒に日本のワインを飲むって方、結構多いんですよね。」なんて話から、
甲斐ノワールは中華に合うのでは、という話も聞かせてくれました。そういえばワインフェスの時、ご主人の剛さんは「甲斐ノワールはアメリカ人にも評判がいいんですよ。」とおっしゃってました。「日本にしかない品種だから珍しいのかな」と剛さんは言っていましたが、優しい味わいのため、いろいろな食事にあわせやすいのも魅力なのでしょう。ウチのおせちとの相性はどうでしょうか?楽しみです。

旭洋酒さんを出た後は、再び駅まで歩きました。次は勝沼へ移動です。
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by inwine | 2007-12-26 15:46 | ワイナリー訪問
キザンワイン&シャトー酒折
ワインフェスへ向かう前に2つの醸造所を訪ねてみました。

最初は塩山のキザンワインさん。

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この日試飲可能だったのはベーシックなキザンワインの白と赤のみ。ですが、こちらはすでにリリース直後に購入済みだったため、今回は試飲はせずスパークリングだけを購入して帰ることにしました。ご多忙の中 突然お邪魔して、お仕事を中断させてしまいました。スミマセン!
畑は自由に見ていいですよ、とのことでワイナリー裏にある畑を見せていただきました。

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今はこんな感じです。

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次に訪ねたのはシャトー酒折。

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こちらのワイナリーは山の上に立つ大規模な施設でした。見学システムも整備されていて、ガラス越しに階下の醸造施設を見るスタイルです。NHKの見学コースって確か、こんな感じだったような…。
残念ながら撮影禁止とのことで、この部分の画像はありません。ハイテクな感じの機器が並び、発酵タンクも巨大でした。ろ過はにごりワインを除き、珪藻土、シート、メンブランフィルターの3種類を行っているそうです。

こちらは外観。
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最後に大量のボトルが眠る地下セラーを通って、見学コースは終了。3階の試飲&販売コーナーへ戻ります。

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これは蛇口から直接注ぐスタイルの、新酒の試飲用タンク。

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「マスカットベリーA・樽熟成」がお目当てだったのですが、残念ながら売り切れ。代わりに瓶熟モノをいただきました。

シャトーの入口前には雄大な山が。紅葉が見事でした。

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by inwine | 2007-12-05 14:41 | ワイナリー訪問