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塩尻ワイナリーフェスタ2009 <1>

今年も塩尻ワイナリーフェスタへ行ってきました。

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早朝のスーパーあずさに乗り込み、塩尻駅へ。
ワイン仲間の方たちと現地合流して、最初に向かったのは城戸ワイナリーです。

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昨年は駅前だけの出展でしたが、今年はワイナリーをオープンされています。
初めて中に入ることができました。

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城戸さんみずから訪問客に応対。まだお忙しい時期だと思いますが、ありがとうございます!
「今年の葡萄はかなりいいですよ」と力強く話してくれました。楽しみです。

『プレミアムメルロー2008』『プライベートリザーブ・メルロー2007』
『プレミアムシャルドネ2008』の3種を有料テイスティング。

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いやーどれもウマイです。
『プレミアムメルロー』は豊かな果実味、
『プライベートリザーブ・メルロー』は重厚なボリューム感が魅力的。
造りの方向性は違いますが、どちらも塩尻の風土から生まれる葡萄のリッチさが伝わってきます。
特にプライベートリザーブの旨みはスゴイ。

そしてシャルドネ。鼻を近づけると丸みを帯びた柑橘やパイナップルの香りが。
抜栓時間の影響もあるかもしれませんが、完全に柔らかく開いています。
これだけで、もううっとりです。

もちろんボディもしっかりしていますが、厳しさはなく丸みを帯びた優しい味わい。
以前、プライベートリザーブのシャルドネ(ヴィンテージは忘れてしまいました)を飲んだときは
かなり硬質な印象を受けた記憶があるのですが
やはりシャルドネもプライベートリザーブは長熟向き、
プレミアムは比較的早く楽しめるタイプという区分なのかもしれません。

以前、ワインジャーナリストの鹿取みゆきさんが
「塩尻はシャルドネですよ」とおっしゃっていたのを思い出しました。うーむ、確かに。

試飲のあとは、畑を見学させてもらいました。

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カベルネもメルロも、まだ収穫を待つ葡萄が残っています。

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ぐるっと一回りしてワイナリーに戻ってきたら、長蛇の列が。早めに来てヨカッタ。

次は歩いて信濃ワインへ!
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by inwine | 2009-11-05 12:16 | ワイナリー訪問
『消費者が決める!ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー2009』無事終了!

先日、このブログで告知しました「消費者が決める!ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー2009」。
無事、大盛況で開催することができました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
当日の様子を、動画でご覧ください。



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by inwine | 2009-11-02 11:23 | そのほか
秋の日記<5>

×月△日


収穫・収穫・収穫!


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by inwine | 2009-11-01 17:16 | そのほか
秋の日記<4>

×月◇日

横浜で国産ピノ・ノワールの会。
北海道、山梨、長野、京都と産地はバラバラ。

ピノ・ノワールってやっぱり難しいですね。
抜栓してから開くまで時間がかかったり、
グラスに注いで時間が経ってから、まるっきり表情が変わったりする。
もちろん他の品種でも同じことはいえるんですが、
ピノの場合はその変化があまりに大きいような。

「なんだコレ?」と思うワインが一時間経って、
急に華やかな香りでいっぱいになったりすることもよくあります。
もちろん、その逆も。
それにワインがデリケートなせいか
酒質の強い他の品種より、コンディションのバラつきが多い気もします。
だから大人数の会で飲むにはあまり適してない品種なのかもしれません。


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この日、印象に残ったのは小布施ワイナリーの「ドメーヌ・ソガ 2006」。
香りの優雅さ、豊かな果実味、中盤の厚み、余韻の長さ。
どの要素も別格のスケールでした。

それに山﨑ワイナリーの2007年ヴィンテージ。
北海道ならではの酸の強さが印象的ですが、ボディはしっかり。
来年、再来年のワインがどうなっていくのか、とても楽しみな感じです。

ピノ・ノワールというと、どうしてもブルゴーニュを連想しがちですが
「ブルゴーニュみたいなピノ」なんて、実は世界中のどこでも作ってない気がします。

日本のワインならではの、チャーミングで優しく繊細なピノ・ノワールが
これからたくさん生まれてくれたらいいな、と個人的には思っています。
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by inwine | 2009-11-01 13:45 | そのほか
秋の日記<3>

×月〇日(その3)

久保寺さんに送ってもらい、今度はシャトー酒折へ。(ホントにお世話になりました。)

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この日はちょうど畑の作業をしていたそうで、
ワイナリー近くのベリーAの畑などを、案内してもらえました。

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きれいな葡萄。素人目にも健康さが伝わってきます。
2009年モノのワインはスゴイことになりそう。

貴重なワインもちょっとだけ試飲。ありがとうございます!

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これから数年のうち、びっくりするようなワインが
このワイナリーからたくさん現れてくるはず。要注目です。

これは少量栽培中のサンジョヴェーゼ。(確か)

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帰り際、ちょっと雨が降ってきましたが
ほろ酔い加減でキヨさんとてくてくウォーキング。
いつもとは違うバス停から、高速バスに乗り込んで帰りましたとさ。

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by inwine | 2009-11-01 09:29 | そのほか
秋の日記<2>

×月〇日(その2)

マルスのあとはドメーヌQへ。
昨年末に忘年会が催されたレストラン「ボルドー」でステーキとエスカルゴのランチ。優雅だぜ。

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もちろんワインも3種類、しっかりいただきました。
日本一早い新酒(「ヌーヌーボー」っていうらしい)の青デラは
甘さとリンゴ酸のインパクトある酸味が印象的。風呂上がりにスキッと飲みたい感じです。

醸造の久保寺さんは仕込みの最中で忙しいさなか。突然お邪魔してスミマセン。
売店にはアサンブラージュのポスターも。

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後日のワイン会用にキヨ氏がピノ・ノワールを購入。
このワイナリーではピノとベリーA、ピノと甲州のブレンドワインも出してます。
甲州のほうは飲んでないんですが、ピノ&ベリーAはチャーミングな味わい。
意外な組み合わせに思えますが、香りや味に各品種の特性がしっかり生きています。
これこそ日本ならではのアプローチですね。
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by inwine | 2009-10-31 16:06 | そのほか
秋の日記<1>

×月〇日(その1)

マイミクのキヨさんとともに山梨・マルスワインへ。

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ここのワインはトップキュヴェの「日之城」をはじめ、
各銘柄に地名を冠しているものがたくさんあります。
これは畑ごとの個性を大事にしている証拠。
葡萄をしっかりと見つめている姿勢がうかがえますが
その一方で醸造に関しても、非常に高いクオリティを誇っています。

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私自身がとても惹かれる点は、ブレンドの妙による完成度の高さ。
葡萄の個性がはっきりと出た単一品種のワインももちろん美味しいのですが
「カベルネ&ベリーA」などの複数品種を用いたワインは格別の味わい。
醸造担当の田澤さんはかなりのスゴ腕です。

特に日之城のブレンドものはボルドーの重厚さを思い起こさせる本格派。
ワインには、葡萄の充実度と人間の力の両方が重要なんだということを
改めて感じさせてくれるワインです。(値段はちょっと高いですが)

田澤さん、お世話になりました。
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by inwine | 2009-10-31 10:31 | そのほか
収穫シーズン!!

あっという間に10月。各地の葡萄畑では収穫シーズン真っ盛りです。
今年も9月の頭から山梨でお手伝いをしています。

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今年の夏は梅雨明け宣言後に雨が降り続きました。
その影響で、栽培家や農家の方は苦労が絶えなかったようです。

でもその後は好天が多くなり
日中の気温が上がる一方で、夜間は涼しいという理想的な日が増加。
最終的にはとても良い作柄になりそうだということでした。

「2009年ヴィンテージ」の登場は早くて来年、熟成モノは再来年以降。
まだまだ気は早いけれど、どうやらかなり期待して待っていていいようです。

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シャトレーゼのシャルドネは張りのある粒が印象的。
糖度もかなり上がっているというので、実際にかじらせてもらうと…

おお! 確かにびっくりするほどの甘さです。
このまま食卓でデザートとして出してもいいくらい。
とはいえ、もちろん酸もちゃんと残っていて、
ワインになった時の骨格を想像することができました。

ソーヴィニヨン・ブランもかなり良い出来。

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仕込みは順調に進んでいるようです。

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醸造担当の戸澤さんはこの品種で毎年、さまざまな試みを重ねています。
そのためワインは年によって多種多様な個性。

今年も何種類かに分けて仕込み、
戸澤さんがイメージする、複雑で絶妙なバランスのワインを目指しています。
今年のヒントは「官能的な日本のソーヴィニヨン・ブラン」。
なんだか楽しみでしょう?

メルロは粒が大きめ。色づきもかなりよく、ボディ豊かなワインが頭に浮かんできます。

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戸澤さんはこの葡萄を、どんな風に料理するんでしょうか。
シャトレーゼのメルロは個人的にも大好きなワインなので、こちらも楽しみで仕方ありません。

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忙しさピークのこの時期。少しお疲れモードです…。



アルプスワインの収穫にもお邪魔しました。

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メルロは病気がほとんどなく、しっかりとしたボリュームのある房が印象的。

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醸造の前島さんも戸澤さん同様、毎年わくわくするような試みにチャレンジするタイプです。
このメルロもどんなワインになって目の前に現れるのか、まだ分かりません。

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ちなみに今年瓶詰めされたデラウェアも、今までにはなかったタイプ。
アタックの鮮烈な酸の一方でほどよい甘みがあり、骨格も十分感じられます。
先日の「アサンブラージュ体験」でも、ブレンド用として出ていたんですが
「これだけ瓶詰めして持って帰る!」という人がいたほどでした。
酸のしっかりしたタイプがお好きな方は、ぜひお試しあれ。
ちなみにちくわの磯辺揚げとのマリアージュは世界チャンピオン級でした。

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前島さんは収穫の合間に、NHKの番組の撮影も。人気者ですね。
今年は文部科学省から醸造技術に関して表彰されたり、乗りに乗ってます。




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収穫のあとはやっぱりワイン… じゃなくて、

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ウマー!

(このオチ、前にもやったような…)
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by inwine | 2009-10-02 10:04 | ワイナリー訪問
消費者が決める!「ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー」開催!

はげしく成長を続ける日本ワイン。
業界の中でもいろんなコンクールがあったりします。
なんですが、ちょっと画期的なコンクールを新たに開催することになりました。


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コンセプトは『飲み手がホントに美味しいワインを選ぼう!』。
業界の外側にいる、プロでない人々が先入観ナシで選ぶからこそ、新しい刺激や発見もあるはず。
あなたも「飲み手の金賞ワイン」選びに参加してみませんか?
ちなみ第1回の今回は日本を代表する赤ワイン品種、マスカットベリーA。

「本当にアレってアレなの?」(意味不明)なんて疑問も、ガチなテイスティングで一気に解決かも!
審査のあとは、絶品料理とのマリアージュも楽しめますよー。

申し込み&詳細はこちら↓から。

http://www.makersdinner.com/archives/1122981.html

日本ワインを愛する皆さま、ぜひぜひ!
参加希望、続々きてるんでお申し込みはお早めに~。

おかげさまで、定員となりました。ありがとうございます!
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by inwine | 2009-09-14 12:18 | そのほか
駆け足で <4>

x月x日

「小布施ワイナリー リースリング ファミリードライ」。

名前通り、とても「ドライ」な味わい。シャープな酸とぎっしりしたミネラル感が口の中で広がります。
リースリングとリースリング交配種のブレンド。「ファミリー」って名前イイですね。
抜栓後、時間をおけば違う表情を見せそうな気もしたのですが、あっという間に飲んじゃいました。

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x月x日

日本橋にある「富士の国やまなし館」に行ってみました。
山梨の名産品を扱う県のアンテナショップです。

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店内には県産ワインがずらり。最近になって、改めて力を入れ始めたそうです。
毎月第二第四金曜日には、醸造家を招いての試飲会も開いているとのこと。
国産ワインファンにとっては意外な名店(?)かもしれません。

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x月x日

横浜の酒屋さん、マルシェ・ディジュールへ。
国産ワインがずらりと並ぶカッコイイ酒屋さんです。場所は横浜スタジアムがある横浜公園のすぐ目の前。

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特筆すべきはラインナップのシブさ。北海道から九州まで、かなりイイ感じのワインばかりが並んでます。
仕入れに力を入れているのが、店頭からもビンビン伝わってくる感じでした。
ワイナリー品切れ銘柄や、希少アイテムなど「こんなのまだあったの?」というものもたくさん。

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店内にはスタンディングバーがあり、グラスワインが格安で楽しめるのがうれしい。
この日はブルゴーニュ数種をはじめ、かなりの数のワインが空いてました。
立ち飲みスポットとしても、絶好の穴場といえます。

カウンター奥には、アサンブラージュのポスターも。

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ズバリ言って、かなりオススメ。選ぶだけで楽しくなるお店です。


x月x日


第1回「北海道のワインを飲んじゃお会」に参加してきました。
北海道ワインの普及を精力的に進める強力サポーター、あ~ちゃんさん主催のワイン会です。
会場はまたまたまた「Marche de VinShu」。

函館ワイン、北海道ワイン、千歳ワイナリー、ふらのワイン、
十勝ワイン、中澤ヴィンヤードの貴重アイテムがずらり。

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面白かったのはふらのワイン。なんと市営で、栽培の方も醸造の担当者も市の職員という身分なんだそうです。
「おみやげ用?」という疑問が頭に浮かびましたが、「シャトーふらの」(バッカス・ケルナー)を飲んでびっくり。
すっきりした甘さが魅力的な、洗練された味わいでした。

もちろん中澤ヴィンヤードの栗沢ブランはじめ、他のワインもかなりの完成度。
千歳ワイナリーの「レシラ ピノ・ノワールロゼ」はイチゴの香りがいっぱいの可憐で楽しいワインです。

どのグラスからも、北海道という土地の将来性が伝わってきます。

もうひとつびっくりしたのが、あ~ちゃんさんが持参してくれたじゃがいもたち。
色・大きさ・形もさまざまで、味も実に多彩。さすがです。
特に「インカのひとみ」という品種は、ねっとりとした甘さが感動的なウマさでした。

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現地では町のスーパーでも、当たり前のように何種類ものじゃがいもを売ってるそうです。
ウラヤマシイ。ただ茹でただけで晩御飯のおかずになるじゃん。

ホントに楽しい会でした。あ~ちゃんさん、ありがとうございま~す。


x月x日

マイミクのデクさんのお誘いを受け、「日本自然派のシャルドネを飲む会」へ。
ワインリストは…

ボーペイサージュ シャルドネ2007
ボーペイサージュ シャルドネ2007(亜硫酸無添加)
金井醸造場    万力シャルドネ2008
タケダワイナリー シャトータケダ シャルドネ2007
小布施ワイナリー ドメーヌソガ ムラサキヴィンヤード2007

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シャルドネばっかりの会、予想以上の面白さでした。
「赤が飲みたくなっちゃうかな」なんて思ったりしたんですが、さすがは実力派ワイナリー揃い。
どれを飲んでも新鮮な驚きがありました。

同一品種だけにそれぞれの個性が際立ち、造り手ごとに異なる個性豊かなキャラクターが見えてきます。

一方で、どのワインにも共通していたのが伸びやかな果実味。

「自然派」というカテゴライズが何を指すのか、なかなか難しい部分もありますが、
この日飲んだワインには、ひそかに通底する「哲学」が感じられた気もしました。

…とかなんとか言いつつ、結局最後には赤もバッチリと。たぶん会費オーバーしちゃったはず。
デクさん、ごちそうさまでした!


(つづく)
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by inwine | 2009-05-13 13:46 | そのほか