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京都 『丹波ワイン』

大阪を離れ、次は京都へ。
関西ワイナリーめぐりの旅、最後にうかがうのは丹波ワインです。

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JR園部駅からバスで揺られること30分。そこからさらに10分ほど歩きます。
停留所からの道中には、道標代わりの看板やのぼりがたくさん。

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この日の朝、大阪では前日に続いて雪がちらついていたため、京都はもっと寒いんじゃないかと覚悟していました。
でも幸いなことに思ったほどではなく、ひと安心。

出迎えていただいたのは醸造担当の内貴さんと栽培責任者の末田さん。
内貴さんは非常に魅力的な女性で、帽子がとてもよくお似合いです。
人柄がうかがえる、さっぱりとした明るいトークに惹きつけられます。

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末田さんはワイン造り、そしてワイナリーのすべてを知る生き字引のような人物です。
しかもなお、さまざまな新しい試みに意欲的。
「早くしないと定年になっちゃうから、急いでるんです。」
淡々と語る口調には、飄々としたユーモアが感じられます。

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今回、お会いした造り手の方々に共通して感じられたのが、このなんともいえない「おかしみ」。
出身は関西ではない方でも、やはりご当地の文化の影響でしょうか。
どなたも冗談めいた言葉の奥に、人間味が透けてみえる気がします。

末田さんと内貴さんのお二人も、傍から話を聞いているだけで楽しくなる名コンビ。
チームワークのよさが伝わってきます。
こんな風通しの良さは、必ずワイン造りにも反映するはず。

実は今まで丹波ワインには
『百貨店の銘酒売り場に並んでいるワイン』というイメージを持っていました。
そのせいか、勝手に敷居の高さのようなものを感じていたのですが
現場のお二人は本当に気さくな方たちでした。やっぱり思い込みはよくないですね。

まずは畑を見せていただくことに。
自社畑はワイナリーの敷地内。建物の目の前に広がっています。

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大阪では山の斜面に広がる畑を多く目にしましたが、こちらはフラットな平地。
もともとは農作地ではなかった場所を開墾しています。

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必ずしも好条件とはいえない土地を切り開き、充実した葡萄の栽培を目指す。
そこに、いろいろな苦労があることは容易に想像できます。
しかし末田さんにとっては、やりがいのある挑戦でもあるようです。
畑を案内してもらいながら「次はこんなやり方を試したいと思ってるんです」
というお話をいくつもうかがいました。

「最初は醸造を担当してたんですが、そのうち畑のほうが面白くなってしまって」
末田さんの言葉の端々には、何か新しいことを生み出してやろうという
いきいきとした探究心と企みが感じられます。

育てている栽培品種も実にさまざま。試験品種も含めると、なんと40種類にのぼります。

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温暖な地に多い品種もあれば、いわゆるドイツ系品種もたくさんあります。
この豊かな経験はいずれは丹波ワインだけではなく、
日本ワイン全体の財産にもなっていくのかもしれません。

ワイナリー入口付近に植えられているのはタナやソーヴィニヨン・ブラン。
タナは秋雨に強いのではないかという理由で、試験を始めたというお話でした。
着色はカベルネ・ソーヴィニヨンより遅いけれど、成熟するのは逆に早いそうです。

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一方で古くから栽培されている品種も少なくありません。
ワイナリー創業とほぼ同時期に植えられたリースリングは、すでに樹齢30年。
ピノ・ノワールも20年に達するそう。
これだけ樹齢の高いピノは、全国でもそれほど多くはないはずです。

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下草についてもいろいろな可能性を模索中。
イネ科のソルゴーは水をとらせる目的で植えられています。

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また台木や苗木の栽培・研究にも余念がないとのこと。
末田さんの情熱は、まさにとどまるところを知りません。

自社の畑は約3ヘクタール。
かなりの広さですが、常駐の栽培スタッフは2名だけだそうです。

大阪ではどこへ行ってもイノシシの話題を聞きましたが、こちらの悩みの種はタヌキとアライグマ。
獣害の被害は日本中、どこでも共通で深刻なようです。
鳥よけ(?)のCDもぶらさがっていました。

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建物からしばらく歩いた場所の畑は、野球のグラウンドと隣り合っていました。
このときも高校生たちが練習中。
ホームランが出ると、全部、葡萄樹の中に飛び込んできそうです。
この球場では、現西武ライオンズの銀仁朗選手もよく練習していたとか。

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収穫時期は、8月下旬のソーヴィニヨン・ブランを皮切りに、
10月上旬のカベルネ・ソーヴィニヨンまで絶え間なく続きます。

収穫スタッフももちろん大変ですが、この時期は葡萄をバトンタッチされる醸造スタッフの側にも、
息のつけないような忙しさが待っています。
丹波ワインの場合、扱う葡萄は自社の畑のものだけではありません。
その何倍もの量を仕込まなければならないのです。

しかしそんな忙しさの中でもやはり、このワイナリーの現場では
何か面白いことをしてみようという実験精神を忘れることはないようです。

醸造家・内貴さんのワインは基本的にエレガントで優しい印象。

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ワインの個性はもちろん造り手の考え方や手法だけでなく
畑の風土や天候、生育環境など、さまざまな要因の上に成り立ちます。
また個人的にもワイン造りを性別で分けるのはあまり好きではありませんが、
やはりその味わいには女性らしい繊細さが感じられるような気がします。

ところでワインを表現する際に、よく「チャーミング」という形容をすることがありますが
これは捉えようによっては、いわゆる「フルボディ」の逆、つまり「軽い」というような意味にもなります。

もちろんも否定的な言葉では決してないのですが、
私があるワインを飲んで「チャーミングなワインですね」と感想を伝えたとき、
内貴さんは「やっぱりチャーミングって言われちゃうか」とボソリ。

そのつぶやきに、えてして「薄い・軽い」などといわれがちな日本ワインのイメージから
脱却するんだという、造り手としての矜持がちらりと見えたような気がしました。
(ちなみに個人的には「チャーミング」という言葉はホントに賞賛の意味で使ってます。
 もう若くもないので、凝縮感ではなく単に濃さだけを追求したようなワインは正直、キツイのです。)

醸造場にも新しい技術を取り入れた設備がたくさん。
「こんなものまで」という機器があったり、とても勉強になりました。
最新の技術を秘密めかしたりすることなく、オープンに公開するこのスタンスは
山梨県のシャトー酒折にお邪魔したときとよく似た印象。
どちらも伝統にとらわれることなく、真っ当で新しいワイン造りを目指すところが
共通しているのかもしれません。

そしてもちろん醸造手法の分野でも、新たな試みは行われています。
「これ、何だと思います?」と渡されたグラス。
タンクに入っていたワインですが、かなり面白い香りがします。
なんだろうと考えていたら、末田さんが「梅酒の香りがするんですよね」とポツリ。

そうだ、梅酒です!
…でも品種はなんだろう。知っている香りがするようなしないような。

結局、分からないでいる我々に内貴さんが答えを教えてくれました。
正解は、なんと甲州。でも正直なところ、種明かしされてもピンときません。
このユニークさの秘密は、通常は赤ワインで行うある醸造手法でした。

うーむ。なんとも斬新な発想です。丹波ワインスゴイぜ!

さらに「これも飲んでみて」と空けていただいたのが
赤のスパークリング。

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「日本のフリザンテを作ろうと思って」

その言葉の通り、葡萄はランブルスコ。
イタリアを代表する瓶内二次発酵・微発泡ワインのスタイルです。

これがウマい!
今まで飲んだ赤のスパークリングには、
ややキレ味に欠けるものが多い記憶があったのですが、
このワインは赤ワインのボディーと泡の爽快感を見事に両立させています。

これはぜひ食事とともに楽しみたいワイン。
バーベキューなんかに持っていったら、すぐに人気者になれそうです。



醸造所を見学したあとは、改めて試飲コーナーでテイスティングさせていただきました。

まず印象に残ったのはカベルネ・ソーヴィニヨンロゼ。

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まさしくチャーミングなイチゴやチェリーの香り。
酸は穏やかですが、カベルネらしい骨格があるため、単調さに陥ることはありません。
食中酒として、魚・肉、和・洋とさまざまな料理に合いそうです。

丹波カベルネソーヴィニヨン&メルロー2005年は
まず最初にカベルネの香り、そのあとにメルローの個性が現れます。

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二つの品種のバランスがとてもいい。
穏やかな主張のある酸と柔らかなタンニンがあり
もう少し時間が経てば、このふたつの要素が溶け合い、より成熟したワインになりそうです。
オレンジのような果実のニュアンスが非常に魅力的。

ピノ・ノワール2007年は鉄っぽさの中に、
胡椒のようなスパイス香と紅茶のような香りが隠れています。

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赤い果実を思わせるボリュームのある果実味としっかりした酸。
タンニンの強さがやや支配的で、全体的に若い印象。
もう少し寝かせると、素晴らしい味わいになりそうな
とてもスケールの大きなワインです。これは楽しみ。迷わず購入です。

試飲はできませんでしたが、今回はカベルネ・ソーヴィニヨンロゼの
スパークリングも購入。こちらもとても期待大です。


ところでワイナリー併設のレストラン「丹波ワインハウス」は、
仲村わいん工房の仲村さんも太鼓判を推す本格派。

食材の宝庫、丹波産の野菜や肉を中心としたフランス料理です。
残念ながら今回は行けませんでしたが、次回はぜひ食事も楽しみたいと思います。


帰る頃にはすでに外は真っ暗。お二人にはお忙しい中、長時間お付き合いいただき恐縮の限りです。
いろいろなお話をうかがえて、最高の経験ができました。

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本当にお世話になりました。ありがとうございます!

京都駅まで出た私とT氏は、周辺のデパートなどでお土産を購入。
いよいよ旅は終わりです。

今回のワイナリーめぐりは、普段とはちょっと違う非常に濃~い体験でした。
なんだかワイン観とか関西の印象とか、いろんなものが結構変わったような気がします。
同行したT氏にもお世話になりました。おじさん二人旅、本当に楽しかったです。

それにしても関西ワインのレベルの高さは衝撃的なほどです。
もし目にする機会があったら、ぜひ手にとってみてください。
「こりゃウマイ」と思う可能性大ですよ!
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by inwine | 2010-01-20 03:47 | ワイナリー訪問
消費者が決める!「ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー」Vol.2

前回、参加者皆さんのお陰で盛り上がった『消費者が決める!ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー』。
早くも第二回の開催です!

今回のテーマはコレ。

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甲州です! 

テーマは前回同様、「プロじゃない飲み手が集まって、イチバン美味しいワインを決めてしまおう!」
まったく堅苦しい場ではありませんので、
「いろんな甲州がいっぺんに飲めて楽しそう」ぐらいの感覚で参加してもらえるとウレシイです。

詳細はこちら ↓。

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消費者が決める!「ジャパン・ワイン・オブ・ザ・イヤー」Vol.2
~甲州 部門~


■開催日 :2010年2月11日(祝)
 □第一部・・・テイスティング審査16:00~
 □第二部・・・結果発表&懇親会18:00~
■会  場 :Marche de VinShu
      東京都中央区日本橋室町3-4-4 JPビルB1F
      03-6202-6600
      http://www.sake-dining.com/marche/
■参加費 :7,500円(ワイン・料理込、税・サ込)
■参加資格 :20歳以上の日本ワインを愛する人
■募集人数 :40名
■出品ワイン:実行委員会幹事4名によるノミネート約25種類

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エントリーはこちら ↓ から

http://www.makersdinner.com/archives/1212838.html

「order」ボタンをクリックしてください。

きっと楽しいイベントになると思うので、皆さまぜひぜひご参加ください!
よろしくお願いします~。


お陰さまで満席になりました! エントリーいただいた皆さま、ありがとうございました!!
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by inwine | 2010-01-14 19:29 | そのほか
大阪 『飛鳥ワイン』

ひめひこワイナリーの次は飛鳥ワインへ。
最寄りの駅は近鉄南大阪線の上ノ太子です。

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この駅、思っていたよりもかなりのどかな感じ。
駅周辺で何か食べようと思っていたのですが、飲食店はまったく見当たりません。
駅前にポツンとある乾物屋さんのような店で尋ねてみても
笑顔で「あらへん」と即答が返ってきました。

ヤバイです。ホテルで朝食を食べたとはいえ、これからまだ長丁場。
ずっと冷たい強風が吹き荒れてるし、昼食抜きはかなりキツそうです。
「どうしようか…」と同行のT氏と顔を見合わせました。

結局、この乾物屋さんでカップラーメンを購入。
お湯を分けてもらって、店前のベンチでずるずると食べることにしました。
寒空の下で食べるラーメンはちょっとわびしいけど、これはこれで楽しい。

ワイナリーは、市街からやや外れたところに位置するケースがよくあります。
本当は大きな町などで小休止しつつ移動すればいいのですが
ある程度、効率重視で回らないとあちこちに行けません。

だからどうしても、昼食などは後回しになりがち。
当然のことながら、ほとんど土地勘もありませんから、
行ってみたら何もなかった、という事態も時にはやむを得ないのです。

九州に行ったときは、昼食がとんがりコーン一箱だったこともありました。
でも、そんなことも逆にいい思い出になったりするものです。



さて少しお腹が落ち着いたとこで、いよいよ飛鳥ワインへ。

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事務所で仲村社長が出迎えてくれました。
とても温和でまじめそうな方です。

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少しご挨拶をした後、すぐに畑を案内していただくことに。

駅からワイナリーまでは上り坂を歩いて数分。
そこからさらに上がっていくと、すぐに葡萄畑が広がり始めます。

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ここ羽曳野市は、昭和初期には柏原市と並んで葡萄の一大産地でした。
当時、大阪は全国で一位を争うほどの生産量を誇っていたそうです。
関東の人間にとっては、大阪のような大都市と葡萄は
あまり結びつかないような気がしますが、
実はワイン造りも非常に古くから行われているのです。

ワイナリーの畑へ向かう間にも、農家さんの棚畑が道の両脇に並んでいました。

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自社畑は山の斜面に広がっています。
作業の効率化を図るため、こんな風にブロックを入れて階段状に。

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ほとんどが垣根仕立て。新しく開墾したところも多く、樹齢は場所によってさまざまです。

丹念に手を入れていることが一目瞭然な、きれいな畑です。

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減農薬、低化学肥料にも取り組んでおり、
昨年、自社畑のデラウェアを使ったワインが
農産物加工品として初めて、大阪府の「大阪エコ農産物」認証を受けたそうです。
後でこの銘柄も試飲させていただきましたが
きれいな酸が印象的なとても美味しいワインで、個人的にも購入させてもらいました。

除草剤は使わずに、いわゆる草生栽培にも本格的に取り組んでいます。
従来の考え方にとらわれない、新しいアイデアを取り入れることもしばしば。
今回、お邪魔した他のワイナリーでも感じたのですが
大阪の人の進取の気性、チャレンジ精神、新しいモノ好きの気風はとても刺激的です。
飛鳥ワインも非常に伝統のある会社ですが、古めかしい雰囲気はまったくありません。

そういえば事務所にお伺いしたときに
大きなディスプレイの新しいMacがあることに気づきました。
実はこの使い手は仲村社長。

後でお話をうかがうと、IllustratorやPhotoshopを
バリバリ使いこなしていると教えてくれました。
一部のワインのエチケットも、デザインから手がけているそうです。
うーん。社長、カッコいいです!

現在は甲州の垣根仕立てにも挑戦中。
先日も仲村わいんの仲村現二社長と共に、グレイスの明野農場に視察にいったばかりです。

しかし、新しい挑戦にはリスクもつきもの。ときには予想していなかったことも起きます。

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これは下草として、芝を植えた畑。
狙いはカバープラントの効果でしたが、
この芝の種類は、これまで葡萄畑ではあまり使われた例がありませんでした。

最初は順調に見えたのですが、そのうち芝の勢いが強くなりすぎて
肝心の葡萄の生育状態が悪くなってしまったそうです。

「下草と葡萄を競争させれば、根がしっかり張る」なんて話をよく聞きますが
実際はそんなに簡単な話ではないのかもしれません。


現在、最も収量が安定していて、同時に高い品質を実現しているのはシャルドネ。
自社畑では他にカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロなどを中心に栽培していて
特別銘柄として販売もされています。

一方で将来を見据えた、新しい品種の栽培も積極的に進めています。
また栽培・醸造を担当する若いスタッフ、福井さんも急成長中。

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歴史あるワイナリーは未来への備えも万全のようです。

ワイナリーに戻り、試飲をさせていただきました。

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『シャルドネ 2005』の色合いは淡く、きれいに澄んだゴールド。
シャルドネらしい品種香と柑橘香が立ち上ります。
味わいもレモンのような爽やかな酸味に、ハーブのような清涼感も。
後口の心地よい自然な苦味もイイ感じです。

重量感のあるタイプではありませんが、
葡萄の凝縮感があり、薄っぺらさは感じさせません。
魚介のオーブン焼きなどと一緒に飲めば、あっという間に空いてしまいそうです。

『カベルネ・ソーヴィニヨン 2005』はMLF由来かと思われる甘い香りのあと
カベルネのストレートで柔らかな果実味が現れます。
樽のニュアンスはそれほど強くはありません。
果実味を覆い隠すことなく、いい塩梅で彩りを添えている感じ。
個人的にはとても好きなタイプです。

こちらもシャルドネと同様、品種の個性がはっきりと出ていて
余計な小細工をしない、造り手の姿勢が伝わってくるワインです。
やはりグラマラスなカベルネを求める人には不向きかもしれませんが
バランスよく、チャーミングなワインを求めている人にはオススメです。

さらに「アレも持って来い」と社長が出してくれたのが
ソーヴィニヨン・ブランとリースリング。
まだ試験醸造の段階で、エチケットもありません。
いずれも2006年と2007年のヴィンテージ違いです。

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これがまた実に素晴らしいワインでした。

ソーヴィニヨン・ブランの06は柑橘系というよりも、
リンゴの蜜の部分のような独特の酸味と甘味があり、
柔らかく、豊かな広がりが魅力的です。
粘度も感じられ、みずみずしい果実をダイレクトに感じることができます。

一方、リースリングの07はアールグレイのような華やかな芳香があり
優しい果実味を、芯の通った酸が引き締めています。
バランスがよく、食中酒として楽しんでも最高なはずです。

この2本はカベルネやシャルドネとは対照的に
品種の個性よりもワインそのもののユニークさがとても魅力的。

親しみやすく、スイスイと喉を通ってしまいますが、余韻もしっかり。
飲み込んだあとも、果実感がふんわりと口の中に残ります。
お言葉に甘えて、いずれも2杯、3杯といただいてしまいました。

面白いのは、どちらの品種もヴィンテージによって個性がまったく違うこと。
香りも味も同じ品種とは思えないほどですが、
年が違っても、造りはほとんど変えていないそうです。
はたして、この個性の違いを生んだ秘密は?? なんとも興味深いワインです。

これからいよいよリリースに向けて、本格的な醸造に入る計画とのこと。
そのとき味わえるワインは、また違った個性を持っているのかもしれません。
今からリリースが待ち遠しくなりました。
仲村社長、貴重なお時間と貴重なワインを本当にありがとうございました!
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by inwine | 2009-12-28 10:55 | ワイナリー訪問
兵庫 『神戸ワイン』

関西のワイナリーを回ってきました。今回はワイン仲間の方と二人旅です。
同行してくれるのは畑に詳しい人なので、いろいろ勉強になることも多いはず。
いつも以上に充実した旅になりそうです。

2泊3日で大阪と京都を回る予定… だったのですが
「どうせなら」ということで、ワタシだけ一足早く前乗りすることにしました。
目指すは明石焼きとそばめし。そして神戸ワインです。

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神戸ワインは市が出資して、第三セクターの「神戸みのりの公社」が経営するワイナリー。
地下鉄の一番端の駅から、バスで10分ほど行った農業公園の中に位置しています。

建物は入り口から、かなり気合の入った造り。
大きな建立の碑や動物のキャラクターの立派な銅像があるなど、
建設当時にかなり資金的余裕があったことが、はっきりとうかがえます。

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まずは畑を見せてもらうことにしました。
建物に隣接する形の自社農園は、すばらしい景観。
整然とレイアウトされた垣根畑の間には
きちんと整備された広い道が通り、とても開放感があります。

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日当たりもよく、早朝、この道を散歩したら素晴らしく気持ちがいいはずです。
思わず、意味もなくグルグルと同じ場所を回ってしまいました。

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葡萄の樹もこんなに立派な姿。
ワイナリー設立当時に植えられたものだとすれば、樹齢は20年以上になります。

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樹に付けられたプレートには、いろいろな団体の名前が。
実習のような形で、外部の人に作業を体験してもらっているそうです。

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植えられているのはカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、リースリング、メルロ。

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こちらは試験圃場。ピノ・ノワール、グルナッシュなどを栽培しています。

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これは畑からやや高台に立つ建物を見上げた光景。

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今はすっかり冬本番。もちろんどこにも房が実っているわけではありません。
それでも畑からは、静かな生命力が伝わってくるような気がしました。

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このワイナリーが設立された重要な目的は、地域の農業振興でした。
収穫した葡萄の全量買い取りを農家に約束するという
大胆な経営方針を掲げてスタート。

また施設内には動物と触れ合える牧場やバードゲージ、
食用牛の見学施設などの遊興設備のほか
ホテルやレストランも併設して、観光収益を上げるという目論見でした。

施設の中には今でも開業の理念を記したプレートや
敷地全体をかたどった模型など、当時の意気込みを物語る展示物が飾られています。

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実際、開業当初はかなりの人出があり、観光スポットとして大盛況だったそう。
オープン当初はこの広場が人でいっぱいになり、前が見えないほどだったという話も聞きました。

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しかし質にかかわらず、すべての葡萄を買い取るという方針は
結局のところ、やはり無謀だったようです。
昨年秋の新聞記事によれば、神戸ワインが抱える在庫は300万本。
経営状態は深刻です。
今回の訪問時には、牧場などほぼすべての観光施設は閉館。
ホテルやレストランも閉鎖されていました。
美しく充実した畑とは対照的とも思える様子です。

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現在、ワイナリーは本格的に再生に乗り出し始めています。
昨年は神戸市が20億円を新たに支援。
さらに、とても明るいニュースもあります。

それはフランスで醸造の国家資格を取得した渡辺佳津子さんが、
昨年からスタッフに加わったこと。
もともと神戸ワインのスタッフだったそうですが、働くうちに渡仏を決意。
大学で本格的にワイン造りを学んだのち、再び神戸に戻ってきたそうです。

古巣の現場に新しい風を吹き込んだことは、想像に難くありません
ワタシ自身は飲んでいないのですが、
今年の新酒はとても美味しかったという話も聞きます。

今回は急遽、訪問を決めたということもあり
お会いすることはできませんでしたが、
いつか機会があれば、じっくりお話をうかがいたいと思います。

歴史があり、丁寧に手入れされた葡萄畑と若く才気ある醸造家。
このワイナリーには、簡単には手に入れられない
きわめて贅沢な財産をふたつも備えています。

もちろん困難な障壁は山ほどあるはずですが、
これから新しい未来が待っていることも間違いありません。
今後、目を離すことはできないと感じた訪問でした。
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by inwine | 2009-12-22 14:38 | ワイナリー訪問
新潟 『アグリコア越後ワイナリー』

新潟県の旅、次はアグリコア越後ワイナリーへ。
上越線浦佐駅から車で数分。日本酒の銘柄で有名な八海山にほど近い場所です。

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建物は八色の森公園という公園内に建っており、可愛らしい外観。
もう少し暖かい季節であれば、花や緑、葡萄の房が実った垣根畑などの
美しい風景が出迎えてくれるはずです。

しかし、すでに12月。
厳寒期には、建物が埋まってしまうほど雪が降るこの地では
時間に追われるかのように、冬支度が進んでいました。

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これはワイナリー前にある畑。
もうすべて剪定が終わっています。

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樹の形は斜め方向に伸びており、ワイヤーもすべて外されています。
温暖な地域ではまず見ることのできない姿。
そう、これはすべて豪雪に耐えるための工夫なのです。

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ワイナリーのスタッフの方に聞くと、雪の時期は12月初頭から。
つまり、もういつ降り始めてもおかしくないことになります。
この日はあいにくの雨でしたが、雪に見舞われなくてラッキーでした。

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米どころの魚沼らしく、土壌は完全な粘土質。
気候だけでなく、土壌もカーブドッチやフェルミエの畑とは
まったく違うのが分かります。
たとえ同じ県でも、ワインに個性の違いが出るのは当然といえます。

一度降り始めれば、葡萄の樹たちは雪の下へ。
翌春まで見ることもできません。

第三セクターであるこのワイナリーの名物は「雪室」。
冬の間に降った雪を貯蔵して、熟成庫の温度管理に利用しています。

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洞爺湖サミットのときにも話題になった、エコな「天然冷房」。
貯めておける雪の量は250トンにも上ります。
簡単にはイメージできない莫大な量ですが、今はちょうど入れ替え時期。
次の雪が入る直前のため、中はほぼ空っぽでした。残念。

最後に試飲カウンターで試飲をお願いしました。
扱う葡萄はすべて自社農園のもの。
シャルドネ、メルロが中心で、丁寧な造りが伝わってくる味わいです。

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フラッグシップの『越後メルロー』『越後シャルドネ』は
ともに気候の冷涼さが連想できる、しっかりした酸が印象的ですが
一方でチャーミングな果実もあり、決して鋭角的なワインではありません。

まもなくカベルネ・ソーヴィニヨンのプレミアムクラスも発売予定。
こちらのリリースも楽しみです。

電車まで時間があったので、畑の前にあるレストランでコーヒーを飲み、ひと休み。
このお店では、パエリアやピザ、パスタなどが楽しめるようです。
もちろん越後ワインもオンリスト。
暖かい時期に、ピクニック気分で遊びにくるのも楽しそうですね。
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by inwine | 2009-12-08 13:05 | ワイナリー訪問
新潟 「フェルミエ」

カーブドッチを訪問した翌日は隣接するフェルミエにうかがいました。
2006年、本多孝さんがご家族とともに開かれた新しいワイナリーです。

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建物は醸造設備、貯蔵庫、試飲スペース、ショップ、そしてレストランが
効率よく配置されたレイアウト。外観も中もお洒落です。

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まず醸造設備を見学。もう仕込み作業は終わっているので
機械は片付けられ、空いたスペースでスタッフの方がラベル貼り作業をしていました。

本多さんは以前は東京で証券マンをされていましたが、
30代でワインビジネスを始めることを決意。
それからわずか数年のうちに、みずからのワイナリーを立ち上げました。

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土地選びの際、まず頭に浮かんだのは故郷である新潟でした。
しかし、それだけではないと本多さんは言います。

「気候などの条件を調べていくうちに、ここはかなり良いぞと思ったんです」

取り出したのは数ヶ月ごとの全国の降水量分布図。

新潟市中心街から日本海沿いに西へ。佐渡島の向かいに位置するこの土地は
地図上では、なだらかで小さな突起のように見えます。

「見てください。ここだけ雨が少ないでしょう?」

確かに、どの時期も周辺の土地に比べて降雨量が少なめ。
ピンポイントのように、突起の部分だけ色が違う時期もあります。
特に5月から7月にかけての梅雨どきに、雨が少ないのが特徴的です。

「日照時間がとにかく多いんですよ」

冬もそれなりに気温は下がりますが、大雪が降ることもありません。
一方、夏は気温が30度以上まで上がることも日常的だそうです。

海が近いため、夜温が下がりにくいのが難点だそうですが
それでも降雨量の少なさはワイン造りに関しては、かなりの利点。
台風の被害もほとんどありません。

そんな話をしながら、建物の目の前にある畑も見せていただきました。

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広さは現在0.4ヘクタール。
植えられているのはアルバリーニョとカベルネ・フランです。

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まだ数年の樹齢ですが、しっかりと大地に根づいています。
整然と世話された様子からは、本多さんの真面目さと情熱が伝わってくるようでした。

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「畑の仕事も独りだと大変ですね」

「いえ、楽しいですよ。剪定なんかは特に好きです。」

「大事な工程ですよね」

「ええ。だから人にはやらせたくないんです。」

「この樹は今度、ここをこう切って…」と語る口調からは
これから成長していく葡萄への愛情が感じられます。

最後に建物に戻って、試飲をお願いしました。

ツヴァイゲルトレーベは柔らかながら、しっかりした酸が魅力的。
果実味も強く、2つの要素のバランスは見事に均衡しています。
もう少し時間が経って全体が丸みを帯び始めたら、
より素晴らしいワインになりそうです。

カベルネ・ソーヴィニヨンのロゼは、品種の特徴を反映して
骨格の強さが感じられる、かなりドライなタイプ。
冷やして軽く、というよりも食中酒としてじっくり楽しめそうです。

果実味の素直さがチャーミングですが、
瓶詰め直後はやや発泡感もあり、より気軽に飲めるタイプだったそう。
でも現在のしっかり型の個性もイイ感じです。

そしてさきほど見たばかりのカベルネ・フラン。
太い背骨が真っ直ぐ通った、芯の強さが伝わってきます。
土、スパイスの香り。フランの特徴としてよく言われる
植物的なニュアンスは最初、あまり感じられませんでしたが、
グラスに注いでしばらく経つと、爽やかなハーブのような香りがほのかに立ってきました。

ポイヤックのワインをイメージするような味わい。
無理して造った「強さ」ではなく、風格すら感じさせます。
この骨格や筋肉に、もう少し丸みのあるふくよかさがあれば
鬼に金棒といったところでしょうか。

某有名ワインライターも、このワインをいたく気に入って
個人的に買いたいと申し出てきたそうです。

「本多さんにとって、新潟のテロワールとは?」と尋ねたところ
「カベルネ・フランですね」という答えが返ってきました。

実はワタシは、本多さんはフランス的、あるいはヨーロッパ的なワインを
目指しているものだと勝手に思い込んでいました。
それは前述したようなワインの味わいからの想像だったのですが、
今回、話をお聞きして誤りだったことに気づきました。

「新潟の食、日本の食に合ったワインを造りたいんです」

繊細な和の料理に合わせるには、やはり繊細なワインが不可欠なはず。
しかし、この繊細さは線の細さとは決してイコールではない。
おそらく本多さんの頭にあるのは、そんな理念なのでしょう。
これは日本ワインの未来にとって、非常に重要なテーマなのかもしれません。

「今度、親しくしている寿司屋さんにワインを持ち込んで、飲んでみようと思うんです」

そう言って見せてくれた品書きには、地上がりの新鮮な魚を使った料理の横に
本多さんの手書きで、ワインの銘柄が書き込まれていました。

「白身にはバッカス、牡蠣にはシャルドネ。アナゴにはピノ・ノワールがいけそうそうかな。」

本多さんには以前、イベントで何度かお会いしたことがあったのですが
今回、ゆっくりお話をうかがうえたことは、とても貴重な経験となりました。
やっぱりワイナリーは、行ってみると必ず発見があります。

お話を聞いた後はレストランで、イタリアンなランチ。ウマイっす。

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試飲として、シャルドネやバッカスもいただきました。
2008年のバッカスは無補糖で醸造できたそうです。
やはり芯のしっかりしたワインでした。

追加でカベルネ・ソーヴィニヨンもグラスで注文。
ぜいたくで楽しいランチとなりました。本多さん、お世話になりました!
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by inwine | 2009-12-06 10:50 | ワイナリー訪問
シャトー・メルシャン 『甲州小樽仕込み 2006』

冷蔵庫にしばらく入れていたため、かなり低い温度で飲み始めました。
よそよそしいと感じるほどの硬さと、はっきり木をイメージする樽の香り。
向かい合っても、何も話してくれない人のようです。

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けれど時間が経ち、温度が上がるにつれて
柑橘の爽やかな香りが立ち上ってきました。

味わいも、柔らかく厚みのある酸と広がりを感じさせる果実味、
そして樽の風味という3つの要素が、絶妙なバランスに。

どれも突出して主張しすぎることはありませんが、
決しておとなしいわけではありません。

ひとつひとつの要素はしっかりとした強さがあるのに
円のような均衡が保たれていて、引っ掛かりを感じない。
ワインとしては理想的なフォルムです。

少しツンとすましたような、上品さを感じさせてくれる甲州でした。
『いいとこの子』って感じでしょうか。
ワイルドな甲州もいいけれど、こんなのももちろん最高に魅力的。

最初のそっけなさは見事に消えて、食事との相性もバッチリ。

こんなのや

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こんなのとも。

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いろんな味を受け止めてくれる、懐の深さを持ったワインに変貌しました。
さすがは良家の坊ちゃん(お嬢さん?)。大物です。
やっぱり時間をかけて楽しむのもワインの醍醐味ですね。
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by inwine | 2009-11-21 12:18 | 日本ワインを飲む
四恩醸造 『窓辺 2008』

開けたてはやや還元的ですが、グラスを少し回せばすぐに消えて
良い赤ワインでしか体験できない、うっとりするような香りが。

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余計な雑味に陥ることなく、旨みがきれいに引き出されています。
しかし一方で「生」の迫力もしっかりと残っていて、
決しておとなしいだけのワインではありません。

なめらかな官能とゴツゴツとした感触。
美しい旋律に荒々しいギターのリフがかぶさる
ポップチューンのようです。

おいしい。
自然派とかなんとかのカテゴライズとは関係なく
「今」を強く感じさせてくれる。そんな1本です。
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by inwine | 2009-11-16 19:04 | 日本ワインを飲む
タケダワイナリー 『サン・スフル白 2009』

デラウェアならではの親しみやすい、ほっとするような香り。
味わいも肉厚な甘みが口の中に広がる一方で
はしゃぎすぎを優しく制するような酸があります。

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いくら飲み続けても、単調さを感じることはありません。
もうひと口、もうひと口とグラスが自然に進んでしまいます。

チャーミングで楽しいワインですが「開放的な爽快感」というよりは
「居心地の良さ」を感じさせてくれるワインです。

なんだか子供の頃、風邪で熱を出した時によく飲ませてもらった
すりおろしリンゴを思い出しました。
まあ、これは子供は飲んじゃいけないんですが。
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by inwine | 2009-11-13 11:02 | 日本ワインを飲む
安曇野ワイナリー 『メルロ ロゼ 2008』

安曇野ワイナリーの『メルロ ロゼ 2008』を飲みました。
2008年に新たなスタートをきった新生ワイナリーです。
醸造責任者に迎え入れられたのは、マンズワインの工場長だった戸川英夫氏。

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色調はややオレンジがかったピンク。
葡萄の粒そのものを口に含んだときに感じられるような、みずみずしいアロマが立ち上ります。

味わいには見事にメルロの個性が現れていて、ロゼとしては比較的ドライ。
ボディの豊かさがはっきり感じられます。
凝縮感、とまではいかずとも、水っぽいロゼとは一線を画す芯の通ったワインです。
詳細は不明ですが、おそらくセニエ製法ではないような気がします。

一緒に豚バラ肉のココット焼きを食べたのですが、
豚肉の甘い脂を包み込むようなすばらしいマリアージュでした。

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一方ではイチゴのようなチャーミングな甘さもほどよく広がり
少し冷やして、もっと軽い料理や魚介類と気軽に飲める楽しさも持ち合わせています。

いやー美味しい。安曇野ワイナリー、要注目です。
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by inwine | 2009-11-07 13:01 | 日本ワインを飲む