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中野坂上・プチコニシ「日本ワインフェスタ2009(高畠ワイナリーセミナー)」

日本ワイン充実の酒屋さん・藤小西主催の「日本ワインフェスタ」に今年も参加してきました。

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昨年の講師はココファームのブルース・ガットラヴさんでしたが、今年は山形・高畠ワイナリーの畑貴嘉さん。
数種のワインを試飲しつつ、興味深い話を聞くことができました。

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こうした形式のセミナーは初めてだという畑さん。
すっぽりと雪に覆われた畑や丹精に仕立てられた垣根の畑など、たくさんのスライドを交えながら、話はよどみなく続きます。

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中でも面白かったのが、高畠という土地の特殊性の話題。
「日本海側と太平洋側の植生がせめぎ合うように存在する」「標高は低いのに高山植物が自生している」
「多雪の環境に植物が自然に適応」…
さらに話はプレートの分布や太古の火山活動にも及びます。

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豊富なデータを元に高畠独特の地層に関する綿密な解説をしてくれました。
まさに目からウロコの話ばかり。いい勉強になりました。

試飲ワインは以下の通り。

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1.嘉スパークリング シャルドネ

シャルドネの香りがストレートに感じられ、フレッシュな酸が印象的です。
飾り気のない、素直に楽しめる味わい。実は家でも良く飲んでます。

2.嘉スパークリング ブラン 2007

セパージュはピノ・ブラン60%、シャルドネ20%、ピノ・ノワール20%。
「嘉スパークリング シャルドネ」にふくよかさが加わった感じ。
絶妙なバランスは、まさにブレンドの妙味でしょう。
将来的には、よりどっしりした骨格にしていきたいというお話でした。

3.嘉スパークリング ロゼ

メルロ、マスカットベリーAのブレンド。爽やかな甘さがイイ感じのチャーミングなワイン。
「辛口ばっかりでも仕方ないから」という理由で造ったそうですが、ベリーAのイチゴ香がとても魅力的です。

4.高畠シャルドネ樽発酵 2001

樽の香りが華やかさと重厚さを醸しだしています。酸とナッティな品種の個性がバランスよくマッチ。
何というか『素性のよさ』を感じます。これもわが家のセラーの常連。

5.嘉シャルドネ樽熟成 2002

こちらは2001のワインより、やや樽のニュアンスは弱めかもしれません。
MLF由来(?)のやや濃厚な風味とナチュラルな酸を楽しめるワインです。

6.メリタージュ(仮)2006

ワイナリーより特別提供のワイン。名前の通り、ボルドー品種のブレンドワインです。
セパージュはプティ・ヴェルドー、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン。
柔らかな酸、スパイシーな風味で骨格はしっかりしています。
個人的にはカベルネ・ソーヴィニヨンの個性を強く感じました。


参加者の質問にゆっくりと丁寧に答える畑さんの口調は、端正な高畠ワインの味わいと重なってみえるようでした。
数年後には自社畑ピノ・ノワールをリリースするなど、今後も楽しみな高畠ワイン。目は離せません。
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by inwine | 2009-03-24 18:46 | 日本ワインを飲める店