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シャトー酒折 『甲州樽発酵 2007』

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真鯛とジャガイモの蒸し焼きと。

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やっぱウマいな。酒折。
レモンと真鯛が合うかなと思ったけど、むしろジャガイモと相性バッチリ。
さすが甲州。日本の家庭にはかかせませんな。
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by inwine | 2010-05-22 10:35 | 日本ワインを飲む
FOODEX 2010と新宿

FOODEXに潜入。シャトー酒折と高畠ワイン、熊本ワインにごあいさつ。

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Kisvin、美味いっす。すごく。

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夜は新宿へ。せっかくだから国産ワインのある店に、って話になったんだけど
新宿ってあんまりないんですよね。中央線の起点なのに。
で、迷った末に山梨で有名な焼き鳥屋さんの新宿店に。

さくっと食べて「次行こー」となり、適当に選んだワインバーへ。
するとそこのハウスワインがドメーヌQでした。やるな新宿。文句言ってスマン。
そんでもって、こんなのも飲んだりしました。ぜいたくぜいたく。

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by inwine | 2010-05-19 10:40 | 日本ワインを飲む
秋の日記<3>

×月〇日(その3)

久保寺さんに送ってもらい、今度はシャトー酒折へ。(ホントにお世話になりました。)

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この日はちょうど畑の作業をしていたそうで、
ワイナリー近くのベリーAの畑などを、案内してもらえました。

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きれいな葡萄。素人目にも健康さが伝わってきます。
2009年モノのワインはスゴイことになりそう。

貴重なワインもちょっとだけ試飲。ありがとうございます!

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これから数年のうち、びっくりするようなワインが
このワイナリーからたくさん現れてくるはず。要注目です。

これは少量栽培中のサンジョヴェーゼ。(確か)

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帰り際、ちょっと雨が降ってきましたが
ほろ酔い加減でキヨさんとてくてくウォーキング。
いつもとは違うバス停から、高速バスに乗り込んで帰りましたとさ。

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by inwine | 2009-11-01 09:29 | そのほか
池川仁さんの畑

ワイン仲間の方にお誘いをいただき、念願の池川仁さんの畑を見せていただきました。
池川さんはシャトー酒折の「キュヴェ・イケガワ」でも知られる、革新的な葡萄栽培家です。

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「環境のまったく違うヨーロッパの栽培の教科書を、
 そのまま日本に持ち込んでもうまくいくわけがない。」

「カリスマ」という言葉を感じずにはいられない、池川さんの言葉には
圧倒的な迫力と説得力があります。
その考え方の根本は日本の土地で長く培った葡萄栽培のノウハウを、
ワイン用葡萄にも生かすというもの。

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土壌や気候、病害、そして葡萄そのものと実際に向き合ってきた
池川さんだからこそのアプローチですが、
同時にまったく自然で真っ当な向き合い方だともいえます。
ワインをめぐってしばしば乱発される「テロワール」という言葉が、
本来どういう意味なのかを考えさせられました。

「匂いをかいでみて」と言われて手に取った畑の土は、他の畑とはまったく違う懐かしい匂い。
少し口にも入れてみましたが、他所の土は強烈なエグ味があるのに対して、
池川さんの畑は、やはり遠い記憶の土の味そのものでした。
土壌の違いというものを、文字通り味わえた気がします。

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「生食用葡萄に比べれば、ワイン用葡萄のほうが楽」という言葉には、
長い経験に基づく確固たる自信が伝わってきますが、
池川さんの凄いところは決して旧来の栽培方法に拘ってはいないところ。

というより過去の常識にはまったく流されることなく、
きわめて独創的な手法で成功を収めています。
その根底にあるのは、何よりも
「人間は葡萄の生育をコントロールするのではなく、ただ手を貸すだけだ」
という考え方です。

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そしてさらに特筆すべきなのは、
こうした新しい手法をすべて理論体系化しているところ。
決して『感性』だけの産物ではありません。

たとえば葡萄の樹の仕立て方や接木の手法ひとつとっても
従来との違いやその意味を、植物生理学の観点から詳細に説明していただけました。

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「当たり前」の出発点、大胆な発想、理論的な裏づけ、確かな目標、そして成功。

「私は畑でワインを作っているんです」と語る池川さん。
従来の日本の葡萄農家には、ほとんどなかった発想のはずです。

池川さんと強力タッグを組むワイナリー、シャトー酒折の井島さんも
やはり実に説得力のある、そしてきわめて現実的なポリシーを持つ方です。

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醸造設備を見せていただくとき、井島さんがいつも誇らしげに言うのが
「機械の分解と洗浄がうちの最大の仕事です」という言葉。

清潔な環境を常に維持して雑菌を徹底的に排除、
葡萄のポテンシャルだけを純粋に引き出すというやり方は、
池川さんの葡萄にはまさにぴったりのような気がします。

「ヨーロッパではワイナリーが栽培も行うのが一般的だけれど、
 日本では餅は餅屋。葡萄農家の方に任せるのがいいと思う。」
という言葉にも、なるほどと頷かされます。

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井島さんは新しい技術の導入に関しても、あいまいな点は一切ありません。
「必要と判断すれば、必要なモノを使う」というのがポリシー。
私個人の考えですが、これこそがものづくりのうえで
一番安全で、信用できるルールのような気がします。


最後に池川さん、井島さんと試飲させていただいた際、
天然酵母での発酵について意見を聞いてみました。
クリーンで現実的なワイン造りをされるお二人には、一見真逆のアプローチにも思えますが
だからこそ尋ねてみたくなったのです。

意外にも井島さんは「実は興味がある」と教えてくれました。
「池川さんの葡萄を、その葡萄自身の酵母で自然に発酵させてみたい気もするんです。」

「葡萄の成長に手を貸すだけ」という池川さん。
「葡萄の力を引き出すだけ」という井島さん。

その言葉は、まったく遠くに位置するようにも思える、
いわゆる「自然派ワイン」の主張とも、どこか重なって見える気もしました。


現在、お二人はさまざまな海外用品種も栽培・醸造中とのこと。
そのボトルが世に出たとき、日本ワインの未来はまたひとつ開けるはずです。

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(K・Nさん、写真提供感謝です!)
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by inwine | 2009-05-29 22:22 | ワイナリー訪問
『FOODEX JAPAN 2009』

少し前の話ですが、今年も幕張メッセで行われた『FOODEX JAPAN 2009』に行ってきました。
やはりこの不景気のせいか、ブースの数は去年よりかなり少なめの気がします。

国産ワイン関連の出展は3社。

まずはシャトー酒折へ。
私が伺った日はたまたま醸造責任者の井島さんがいらっしゃっていて、いろいろとお話を聞けました。

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シャトー酒折は自社畑も所有していますが、基本スタンスは積極的に契約農家との取引を増やしていくというもの。
「栽培のことは栽培のプロに任せるべきだと思うんですよ。」という井島さんの言葉は、
シンプルそのもので説得力があります。
こうした取り組みの土台にあるのは、池川仁氏をはじめとする優れた栽培家との出会い、そして信頼関係です。

栽培と醸造をそれぞれのプロが分業するというスタイルは
ニュージーランドのワイン造りの現場でも成功を収めており、井島さんも強く刺激を受けたといいます。
ワインの世界では「ニューワールド」の一員ともいえる日本にとって、
お手本にする部分は少なくないのかもしれません。

醸造家と契約農家とのゆるぎないつながり。
このすばらしいビジネスモデルは、国産ワインの可能性を広げていくような気がします。

会場では、まさにそうした方向性の道しるべともいえるロゼワイン
『マスカットベリーA2008クレーレ』を試飲。
ぶどうの力強い生命力がはっきりと伝わってくる。
そんな、ちょっとびっくりするようなワインでした。文句なしに美味しいです。


次は高畠ワイナリーへ。
先日、醸造家の畑さんのセミナーに伺ったばかりです。
会場には何度かお会いした営業スタッフの方々がいらっしゃっていました。
畑さんは醸造&研修のため、オーストラリアとニュージーランドに出張中とのこと。
いずれその成果が、すばらしいピノ・ノワールとなって結実してくれそうな気がします。

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ここでは『1999 高畠甲州』を試飲。今では作っていない甲州100%のワイン。
前の醸造長の『置き土産』というお話ですが、さて味わいは?

10年前のワインということで、かなり熟成が進んだ古酒を想像していたんですが、
飲んでみてビックリ。
歳月をほとんど感じさせないフレッシュさです。酸もしっかりしていて美味しい。
黙って出されたら、絶対に10年前のヴィンテージだなんて思いません。

前にも書きましたが、このワイナリーの魅力はワインそのものもさることながら、
スタッフの皆さんの熱意がストレートに伝わってくること。
これだけ売るほうが熱心なら、美味しくないわけがないと素直に思ってしまいます。

来場者の人気もかなりのもの。
試飲を求める人はひっきりなしにやってきていました。さすがです。


最後は本坊酒造・マルスワイン。
今年はワインの出品はスパークリングの『ペティアン・ド・マルス』のみ。
ほかはすべて焼酎でした。

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250mlのベビー・サイズを新発売とのことで、そのキャンペーンがメイン。
スクリューキャップ方式で、ポメリーの「POP」みたいにカジュアルに飲んでもらうのが狙いのようです。
実際、ブースは試飲を求める人で大賑わいでした。
もしかしたらブームになるかも。楽しみですね。

帰り際、もう一度井島さんのところへ挨拶にうかがったら、「電車が止まってるらしいですよ」とのお言葉が。
がびーん! 結局、2時間程度で着くはずの帰途が3時間半…。
さらに雨も降り出すし散々でしたが、収穫はしっかりとあったのでノー問題です!
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by inwine | 2009-03-28 16:01 | そのほか
梅雨晴れの日、山梨へ。<1>
しばらくぶりに山梨方面へ行ってきました。今回は、普段仲良くさせてもらっている仙川のイタリアンレストラン「ラ・マンチーナ」のシェフとサービスの方も一緒です。私の洗脳作戦(?)の効果もあってか、近頃、国産ワインに興味をお持ちのお二人。梅雨の晴れ間となった定休日に、一緒にかいじに乗り込みました。

まずは勝沼ではなく石和温泉駅へ。目指すはシャトー酒折です。この時期、高台にあるシャトーの周囲は豊かな緑に包まれていました。

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今は梅酒の仕込みの真っ最中という井島さんに、醸造設備を案内してもらいました。(お忙しい中、ホントにありがとうございました。)以前に訪れたときは上階からガラス越しに見るだけだったのですが、今回は間近で見せていただけます。

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発酵タンクから温度管理システム、さらに酵母や酸化防止剤まで。醸造現場の最前線との対面はワクワクするような体験です。

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このプラスチックケースのような箱はなんと発酵槽。アメリカ製だそうです。

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下の写真は、貯蔵タンク内にあるワインの酸化を防ぐための「ドライアイス製造機」。

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実際に入れるところまで目撃です。

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しかし何よりも感銘を受けたのは、井島さんのお話。

シャトー酒折では低価格帯のワイン(特に甲州)を、大規模な生産体制で市場に送り出すことを重要なテーマとしています。こうしたスタンスに立つことで国産ワインの普及・浸透を物量的な面から支え、さらには栽培規模の減少が続く甲州ぶどうの引き受け先という役目を担っているわけです。
少量生産の、いわゆるブティックワインのメーカーとは正反対ともいえる立場ですが、現在のワイン産業の中でこうした役割はとても重要な意味を持っているはず。

「日本では、ものすごい量のビールや発泡酒が消費されている。でもワインの年間消費量は平均で2~3本。この数字を何とか上げたいんです。」
そのため1000円台のリーズナブルな価格帯の甲州は、とても大きな意味を持つ商品だといいます。

醸造において井島さんが目指すのは、雑菌などの不要な要素を徹底的に排除すること。「これがウチの心臓部です。」と誇らしげに指差す先には、細かく分解した機器の部品ひとつひとつを、何種類もの薬品で洗浄する光景がありました。こうしたクリーンな環境を作ることで、亜硫酸の添加量も減らせるそうです。

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「醸造過程で余計なモノが入らないから、ワインにはその年のぶどうの個性がはっきりと現れます。」と井島さん。生産量という課題もあるため、ぶどうの選別という点ではある程度の限界もありますが、その分を醸造でカバーするというスタンスは潔く、そして明快です。

農薬や酸化防止剤に関する考え方もワイン同様、クリアそのもの。
「完全なノンボルドーやSO2無添加など「何も使わない」という制限的な考え方は最初からしません。必要なモノは必要な分だけ使う。」
醸造に関する新しいテクノロジーについても、頭から否定するようなことはせず、良いものがあれば積極的に取り入れていく姿勢です。この日も試験的に使ったという酵母の栄養剤を見せてもらいました。

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前述した自家製ドライアイスも、井島さんが海外で研修した際にヒントを得たアイデアだそうです。

設備の見学後はセラーで試飲もさせていただきました。
樽の中で眠っていたマスカットベリーAは、見事に熟成しています。
そしてキュヴェ・イケガワも。

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ひっそりと暗い地下セラーで試飲をしながら、話題は栽培家の池川仁氏のお話に。

「日本には日本の土壌・気候に合ったぶどうの育て方があって、すべてが西欧の教科書通りにはいかない。池川さんにはそれが分かっているんです。」

高品質のベリーAを生み出すメソッドが他のワイン用品種でも応用できるなら、日本のワインは今後、さらに大きな飛躍を遂げるかもしれません。

最後はカウンターで、数種類の甲州やベリーAを試飲。何から何までお世話になりっぱなしです。
お話を伺いながら味わっている途中、観光バスが到着。フロアはあっという間に大勢のツアー客で一杯になりました。その大半の人は普段、あまりワインとはなじみがないはず。こうした機会を通じて、国産ワインに触れる人々は確実に増えているわけです。

お忙しい中、井島さんには3時間近くも案内をしていただき、恐縮するばかりでした。
「今度は畑も」という言葉までいただきながら、魅惑の社会科見学は終了。井島さんの人柄に改めて魅了された気がします。

さあ、次はシャトレーゼへ! (続く)
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by inwine | 2008-06-25 17:23 | ワイナリー訪問
シャトー酒折 マスカットベリーA 2000
明けましておめでとうございます。
昨年中はご覧いただき、ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

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シャトー酒折の「マスカットベリーA 2000」を飲んでみました。

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グラスに注ぐと色合いはやや茶色を帯び、エッジもきれい。経年を実感するイイ感じです。

トップノーズは閉じ気味ですが、少しだけグラスを回すとすぐにベリーAのイチゴのような香りが立ち上ってきました。
香りには熟成の雰囲気はほとんど感じられず、フレッシュそのもの。「チャーミングなワイン」というのが第一印象です。
しかし飲んでみると、タンニンは意外にしっかり。足腰は思いのほか強そうです。ベリーAのワインは比較的軽めの作りが多く、これもそうしたタイプかなと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
ちょうどボジョレーのヴィラージュものに似ている気がします。食事もボジョレー同様、豚肉が合いそう。脂身のところなんかでも、このボディの強さなら力負けせずに互いを引き立てられるはずです。
ベリーAはこれが最初のヴィンテージだそうですが、かなり美味しいです。
可愛い顔してしっかり者のこのワイン、予想以上の収穫でした。

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年明けを機に、コメント欄を設けてみました。ご感想などをいただければ幸いです。
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by inwine | 2008-01-05 14:13 | 日本ワインを飲む