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キザンワイン赤2006と「鶏セロリごはん」(と餃子)。
いつも拝見しているこちらのブログで紹介されていた「鶏セロリごはん」があまりに美味しそうだったので、私も挑戦してみました。

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(実は作ったときはカメラがバッテリー切れだったので、画像はなし。これは翌日、チンして食べたときの写真です。若干、べチャッとしてしまいました。(涙) そんなわけで一緒に餃子も作ったのですが、そちらも写真はありません。)

一緒に合わせたのは「中華風の炒め物」に合うと説明のあるキザンワイン赤2006。実際、前に飲んだときも果実っぽい甘さが中華に合いそうと思っていたので、相性は期待できそうです。

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実際に食べ&飲んでみると…

やはり相性はバッチリ!中華料理の油気がワインの程よい甘さと渋みにぴったりフィットして、相乗効果を生んでる気がします。ボトルのエチケットの裏などに書いてある「お勧めの料理」というのは、首をかしげるケースもしばしばあるのですが、今回はまさに仰せの通り、という感じでした。
キザンワインは1本1200円。デイリーで楽しむにはうれしい価格のワインです。

中華料理とキザン赤、今回もなかなかのオススメとなりました。
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by inwine | 2008-01-30 12:02 | 日本ワインを飲む
勝沼醸造 「アルガブランカ ヴィニャル イセハラ 2006」
ご近所のワイン仲間の方から、地元のフグ専門店でイセハラを見つけたという情報を聞き、行ってみることにしました。

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本格的に寒くなってきたこの時期、ふぐはやはりウマウマでした。これまであまり「これは」というフグに出遭ったことがなかったのですが、この日はバッチリ。脂は少なく、旨みはたっぷりというこの魚の魅力を存分に堪能できました。

そしてイセハラ。ワイナリーを訪ねたとき、「美味しいから探してみて」と言われたワインです。意外なところでお目にかかることができました。

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スタイルは前に飲んだ「アルガブランカ ピッパ」とよく似ていて、厚みのある甘さが特徴的です。ただし、こちらの方が酸がしっかりしており、その分、より骨格がしっかりしているという印象。スケールが一回り大きいといったところでしょうか。香りも「ピッパ」より濃厚で、力強く立ち上ってくる感じです。ウワサ通りの美味しさでした。

フグ独特の旨みともぴったりマッチ。こってりした肉系の味とは対極にあるようなこの手の素材は、日本ワインとかなり相性が良い気がします。

イセハラとてっちり。思わぬ形で「鍋×日本ワイン」の番外編となりましたが、今回もかなり幸福なマリアージュでした。
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by inwine | 2008-01-23 16:40 | 日本ワインを飲む
ワインカフェ タンブラン
下北沢の「ワインカフェ タンブラン」に行ってきました。

お店は下北沢駅の南口から10分ほど歩いたところ。駅から電話して、場所を確認してから向かいました。
こちらで出しているワインはすべて国産。ボトルワインのメニューはこんな感じです。

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メニューや店内の壁に、フランスやイタリアの地図があしらってあるのはよく見かけますが、こちらは日本地図。国産ワイン好きにはなんだか嬉しくなるデザインです。

もちろんグラスワインも充実しています。この日、リストにあったのは赤・白・スパークリング合わせて10種類ほど。その中から、まず高畠ワイナリーのスパークリングシャルドネを頼みました。
早速飲んでみると、完全なシャンパーニュスタイル。シャルドネ100%なのでブラン・ドブランということになります。しっかりした味わいで、なかなかの実力派です。高畠ワイナリーのワインは以前から好きでピノ・ブランをよく買っていました。でもスパークリングは今回が初めて。幸先良いスタートです。

メニューの多くはカジュアルな料理で、グリル系から煮込みモノ、エスニック風のものなどバリエーション豊かでした。いろいろ迷ったあげく、頼んだのはこんな料理。


ゴロゴロ野菜のラタトゥユ

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自家製チリビーンズ フライドチップ添え

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皮つきポテトフライ

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アボカドと海老・ゆで野菜の温かいサラダ

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沖縄豚のグリル 西洋わさびの香り

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どれも絶品でした。日本のワインにぴったりの優しい味わいです。こうした繊細な味はえてして中途半端な印象を受けがちですが、こちらの料理はしっかりとした完成度で美味しい!メニューには他にも「ロイヤルポークと白インゲン豆・レンズ豆のトマト煮込み」とか「トマトクリーム揚げ春巻き」、「挽肉とバジルのアジアンライス 目玉焼きのせ」など親しみやすくて美味しそうなモノがたくさんありました。この辺は次回のお楽しみです。

スパークリングを飲んだ後は、ひとまずグラスワインを。私はサッポロワインのツヴァイゲルトレーベをお願いしました。甘みや酸、タンニンがコンパクトにバランスのとれたワインで、なぜかサンジョベーゼを連想しました。連れ合いが注文した矢作洋酒の「レッド」は一升瓶で登場。ベリーA、カベルネ、甲斐ノワールのブレンドだそうです。

その後はいよいよボトルワインを注文。今回はメルシャンの長野メルロー2004にしました。2004年なら間違いないはず、という予想通り、柔らかさと複雑味を持ったすばらしいワインでした。

リストにないワインも置いているそうなので、相談してみるのも手かもしれません。

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お腹もいっぱいになり、大満足の夜でした。オーナーの大場さんもとても感じの良い方で、お話を聞いたところ、実際にご自身で飲んでみて美味しいと思ったワインをセレクトしているそうです。

お店を後に、ふたたび駅方面へ。以前訪問した「souk」といい、下北沢、なかなか侮れない街です。
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by inwine | 2008-01-19 17:14 | 日本ワインを飲める店
ルミエール 甲州シュールリー2006
ルミエールの「甲州シュールリー2006」を飲んでみました。

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香りはフレッシュな果実香。酸はちょっとピリッとした感じですが、あと口に感じるミネラル感が魅力的でした。第一印象は爽やかな感じ。でも味わってみると意外に旨み系のワインです。

今回は豆乳鍋とともに。このワインもやはり厚化粧はしていないので、魚や肉、野菜などをポン酢でつつきながらスイスイと飲めます。
このところ続けて3種類の鍋と白ワインを合わせてみました。どれも悪くはなかったのですが、相性としては今回が一番良かったような気がします。日本酒もいいけど「鍋に日本の白ワイン」、なかなかオススメです。
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by inwine | 2008-01-18 19:07 | 日本ワインを飲む
ダイヤモンド酒造 シャンテY・A Ch 2006
ダイヤモンド酒造の「シャンテY・A Ch 2006年」を飲んでみました。

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自社畑産のシャルドネ。香りや味わいから、丁寧に作られたことがすぐに伝わってくるようなワインでした。シャルドネらしさはしっかりと表現されていますが、良くありがちな甘い樽香やMLFによるバターの香りが支配的なワインとは対極にあるスタイルです。一言でいえばバランスのいいワイン。大声で何かを主張することはなく、非常に穏やかな佇まいといった印象です。

海外のシャルドネとは違い、日本の食卓に上る食事とも幅広く合わせることができそうです。具体的に言えば、ポワレだけではなく焼き魚でもいけそうな感じ。派手さはありませんが、決して飲み疲れするようなことはありません。今回は水炊きと一緒に飲んだのですが、いろいろな食材との相性を試してみたくなりました。

<追記>
抜栓の翌日、もう一度飲んでみたところ、前日よりも強い旨みを感じるようになっていました。「穏やかな佇まい」と書きましたが、まだまだ真価は発揮していなかったようです。恐るべし「シャンテY・A」。
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by inwine | 2008-01-16 15:02 | 日本ワインを飲む
原茂ワイン 甲斐ブラン2004
甲斐ブランは甲州とピノ・ブランの交配種。ヴィンテージで違うようですが、この2004年は「やや甘口」のタイプ。

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香りは確かに甲州をはっきりと感じます。交配種ですが、これも香りは甲州で、味は甘さが特徴的というタイプです。ただし以前に飲んだ勝沼醸造のアルガブランカ・ピッパとは違い、それほど甘さに厚みは感じません。甘み自体は強いのですが、全体的にもっと軽快な印象で、抵抗なく何杯も飲めるようなスタイルです。

これは高めの温度より、キンキンに冷やした方が絶対に楽しめるハズ。今回は鍋を食べながら飲んだのですが、実際、一人でいつの間にか1本近く空けてしまいました。機会があれば、ドライなタイプの2005年も飲んでみたいと思います。
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by inwine | 2008-01-15 15:14 | 日本ワインを飲む
神田・ヴィラドゥーエのワイン会
神田のイタリア料理屋さん「ヴィラドゥーエ」のワイン会に参加してきました。
大和葡萄酒の萩原さんを招いて、いろんなアイテムを飲んでみようという企画です。


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ワインリストは↓。

1.ヴィンテージ甲州 2006
2.古代甲州 2004
3.鳥居平 甲州 2002
4.甲龍 2001
5.遅摘み甲州 2004

6.十二原 2004
7.YASUMASA 2003


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料理は
大根のピュレで和えた毛蟹と長芋のタルタル
アーモンドをまとったヒラメのポワレ、蕪のポタージュと共に
レンコンと京人参のリゾット
松阪ポークのロースト、赤ワインのソース でした。


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しかし何よりもインパクト大だったのは萩原さんのキャラ。「ウチが日本のワインの未来を開いていく」という大きな自負心のもと、ワインへの情熱を怒涛のように語ってくれました。

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会はまず、萩原さんの挨拶からスタート。ワイナリーやぶどうに関するレジメが配られ、10分ほど甲州の垣根栽培や醸造法などに関するレクチャーがありました。新宿御苑に植えられた甲州の話など、なかなか興味深い話も聞け「お、コレは結構アカデミックな会?」と思ったのですが、萩原さんがテーブルについて参加者と飲み始めると一気に陽気な雰囲気に。「ワインは楽しく飲まなくちゃ」という言葉の通り、マシンガントークが続きます。

しかし一方で、お話の端々にはワインメーカーとしてのシビアな姿勢もうかがえました。長い伝統を持つ一方、ワイン作りに関してはかなり思い切った考え方もしているようです。またブランドのイメージ作りなどに関しても、明確な戦略を打ち出しているように感じました。今回、強調されていた「ワインは物語が大事」という考え方は、和紙に葉を織り込んだエチケットなどにも表れています。手間は大変だと思いますが、なかなかのアイデアだと思いました。

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味わいで特に印象に残ったのは「甲龍 2001」。他のアイテムがわりあい派手めなイメージだったのに対して、かなり抑制の効いたワインでした。樽も抑え目でイイ感じです。すっきりした甘みがありつつ、フィニッシュの長い酸が美味しい。樹齢100年以上の古木のぶどうを原料に、毎年一樽しか作らないレア物だそうです。

最後も萩原さんの挨拶で締め。引率の先生のような「ハイ、注目!」というかけ声がかかります。「ワタシはしゃべる醸造家です!」と笑いをとって話を終えると、店をあっという間に去っていきました。まさに嵐のような方です。

お聞きしてみたいこともあったのですが、それはまたの機会に。大和葡萄酒、強烈なエネルギーで爆走するイケイケのワイナリーといった感じです。
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by inwine | 2008-01-13 15:37 | 日本ワインを飲める店
勝沼醸造 「アルガブランカ ピッパ」
勝沼醸造のアルガブランカシリーズのひとつ 「ピッパ」を飲んでみました。

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比較的高価格帯のアイテムですが、はたして味わいは?

グラスに鼻を近づけると、甲州独特の土っぽいような香りが広がります。うん、これぞ甲州っていう感じ。口に含んでも最初に感じるのは、やはり甲州の魅力である穏やかながらもしっかりした渋みと、柑橘系の爽やかな果実味です。
ところが中盤には、かなり厚みのある甘さが前面に出ます。これはかなり特徴的。美味しいです。ワイン全体の印象はまったく違うのですが、この部分だけでいえば、ちょうどニューワールドのシャルドネの甘みを連想してしまいました。
フィニッシュはすっきり。ベタベタした甘さが残ることはありません。

甲州ワインは、和食に合わせることがひとつのテーマともよく言われますが、これはメニューを問わず、幅広くカバーできそう。さきほど書いたように、ニューワールドの要素を感じさせる部分と日本的な甲州の魅力がうまく合体しています。樽も前面に出すぎずにいい塩梅でした。

なかなか面白いワインでした。ひとくちに甲州といってもいろいろなスタイルがあるものです。
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by inwine | 2008-01-09 11:48 | 日本ワインを飲む
旭洋酒 2003 ピノ・ラ・ジュンヌ
旭洋酒がリリースした最初のピノ・ノワール、「ピノ・ラ・ジュンヌ」を飲んでみました。

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このボトルはかのや酒店さんのセラーで発掘されたものを分けてもらったものです。生産数300本の貴重なワイン。入手できてラッキーでした。(かのやさん、いつもありがとうございます。)

「『ジュンヌ』とは『若い』の意」とボトル裏に説明があるように、確かにスケールの大きなパワフルなワインというわけではありません。でも美味しい!クラシックなスタイルで、バランスが抜群です。若干、青っぽい感じがありますが、欠点というわけではなく個性のひとつという気がしました。

このワイン、入手困難ではありますが、購入価格は2000円台前半。
ACブル3000円台というのが常識となってしまった昨今、同価格帯のブルゴーニュで、これほどきれいでエレガントなワインを探すのはかなり難しいような気がします。
「日本のワインは高い」というようなセリフを良く耳にしますが、時代は変わりつつあるのかもしれません。

またワインの「常識」として、「樹齢が高いほど美味しくなる」というような言い方もよく目にしますが、このラ・ジュンヌを生んだぶどうの樹齢は当時2~3年ほどだったはず。なんだかいろんなことを考えさせられるワインでした。
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by inwine | 2008-01-07 15:33 | 日本ワインを飲む
シャトー酒折 マスカットベリーA 2000
明けましておめでとうございます。
昨年中はご覧いただき、ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

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シャトー酒折の「マスカットベリーA 2000」を飲んでみました。

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グラスに注ぐと色合いはやや茶色を帯び、エッジもきれい。経年を実感するイイ感じです。

トップノーズは閉じ気味ですが、少しだけグラスを回すとすぐにベリーAのイチゴのような香りが立ち上ってきました。
香りには熟成の雰囲気はほとんど感じられず、フレッシュそのもの。「チャーミングなワイン」というのが第一印象です。
しかし飲んでみると、タンニンは意外にしっかり。足腰は思いのほか強そうです。ベリーAのワインは比較的軽めの作りが多く、これもそうしたタイプかなと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
ちょうどボジョレーのヴィラージュものに似ている気がします。食事もボジョレー同様、豚肉が合いそう。脂身のところなんかでも、このボディの強さなら力負けせずに互いを引き立てられるはずです。
ベリーAはこれが最初のヴィンテージだそうですが、かなり美味しいです。
可愛い顔してしっかり者のこのワイン、予想以上の収穫でした。

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年明けを機に、コメント欄を設けてみました。ご感想などをいただければ幸いです。
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by inwine | 2008-01-05 14:13 | 日本ワインを飲む