カテゴリ:日本ワインを買える店( 12 )
千駄木 「リカーズ のだや」

今回も「日本ワインを買える店」をご紹介します。
千駄木にある酒販店、「リカーズ のだや」さん。「日本のワイナリーに行こう 2009」でも紹介されている、国産ワイン好きの間では有名なお店です。

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夕闇の中、駅から少し歩いて「よみせ通り」という可愛らしい名前の商店街にあるお店へ。明るい店内は国産ワインでぎっしりと埋めつくされていました。
しかもそのひとつひとつに、ユニークなPOPが添えられています。

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巷のワインショップでも販促用のPOPはよく見かけますが、多くはインポーターやワイナリー提供の資料を丸写ししたもの。
でもこちらのお店に並ぶ文章は、どれもスタッフの方のオリジナルだと一目で分かります。

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ついつい手に取りたくなる魅惑的な惹句が並んでるでしょう? 売り手の思い入れが伝わってきて、いやがうえにも購買意欲が高まります。
なんだか昔の洋楽レコードの帯についてたコピーを思い出しました。実にイイ感じです。
なかには造り手の方の写真付のモノも。

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実際のボトルを模したオブジェ(?)も楽しい。

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来店したとき、お店にいらっしゃったのは奥様。「日本のワイン好きなんです。」と話をしてみると、国産ワインとの付き合いの始まりを教えてくれました。
最初は今から10年ほど前、奥様が丸藤酒造に足を運んだことがきっかけだったそうです。その後、息子さんがお店に出るようになって本格的に取り扱いを始めたとのこと。
さらに店のお客さんたちと一緒にワイナリーを訪問したときのことや、造り手を招いての会での逸話など、いろいろと興味深い話をお聞きしました。

しばらくの間お邪魔して、気になったワインもゲット。(ちょっとレアなモノもありました。)
「国産ワインは息子が熱心なんですけど、今日はたまたま用事でいなくて。もう少しで帰ってくると思うんだけどねぇ。」とのことでしたが、あまり長居も恐縮なのでお店を後にしました。

外へ出るとあたりはもう真っ暗。買ったワインをぶら下げて、ブラブラと駅へ向かいます。
すると…。

 「お客さーん」。 

振り返ると、そこには自転車に乗ったご主人の姿が。

 「息子、帰ってきたよ!」 

なんと私を追いかけてきて、教えてくれたのです。

 「店、戻る?」 

もちろんです。というわけで、もう一度お店へ!

 「なんだか申し訳ないね。何度も来てもらっちゃって。」 

いえいえ、とんでもないです。これぞ下町ならではのフレンドリーさ。うれしくなります。

ほどなく息子さんの佐藤幸平さんとご対面!
「海外の濃いワインもいいけど、日本人には国産ワインのほうがしっくり来る人が多いはず」「日本の食卓に合うのは国産ワイン」というお話は、私自身も常々感じていたことで、まさに我が意を得た気がしました。
このワインなら食べ物は何に合う、アレは何に合う、なんて話も参考になりました。
ここで前からいろんな人に聞いている質問を、佐藤さんにも投げかけてみることに。

「普段、海外のワインを飲み慣れてる人に日本のワインを勧めるとしたら?」

佐藤さんの回答は小布施ワイナリーの「小布施ルージュ」。
「いきなり日本独自のベリーAや甲州を飲むよりも、海外品種のほうがすんなり入れるはず。このワインは比較的安価だし、バランスよくて美味しい。」との意見でした。ナルホド。

最後に佐藤さんの写真をパチリ。

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マスコミへの登場もかなりの頻度。ただいま発売中の「Tarzan」にもインタビューが載っているそうです。国産ワインファンの心強い味方ですね。今後ともヨロシクお願いします!
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by inwine | 2008-12-01 16:36 | 日本ワインを買える店
赤羽 「リカースタジオ・清水屋」

池袋に用事があった日、足を伸ばして赤羽までいってきました。目指す先は「リカースタジオ・清水屋」
先日塩尻に行ったとき、kidoワイナリーの城戸さんに教えていただいた酒屋さんです。

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城戸さんによれば「生産量が少ないこともあって、今は新しい酒屋さんにはあまり卸していません。でも清水屋さんは熱心に足を運んでいただいたので、置いてもらうことにしました。」とのこと。現在、ワイナリーではほとんどのアイテムが売り切れですが、こちらのお店には在庫があるかも、と期待して訪れました。

店内に入ると、すぐに国産ワインコーナーが目に留まります。

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城戸ワインのほか、ソレイユやタケダワイナリー、メルシャンのバックビンテージもあります!

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さらにお店の奥には、立派なワインセラーも。中にはこんなワインが眠っていました。

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お目当ての城戸ワインの姿も発見。上級クラスのワインもたくさん陳列してあります。

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思った以上の発見があり、どれを買うか迷ったほどです。あれこれと思い悩んだ末にやっと決定。
お会計をしてもらいながら、お店の玉置和代さんにお話をうかがいました。

きっかけは、たまたま城戸さんのワインを飲む機会を得たこと。その美味しさに驚き、ついにはワイナリーを訪ねるに至ったそうです。
ワインは弟さんが担当されているとのことですが、和代さんのお話からも国産ワインへの思い入れは十分に伝わってきました。

「城戸さんのワイナリーのように、うちも家族経営。弟も私も世代的に近いので、一緒に大きくなっていければ…と思っています。」という言葉には、造り手と売り手の目に見えない連携を感じたような気がします。ただの飲み手にすぎない私自身も、なんだかうれしい気分になりました。

商店街を抜けたあたりにたたずむお店の姿は、まさに地元の酒屋さん。「ウチはビールや焼酎が主流で、ワインはまだまだこれからです。」と話してくれましたが、こんなお店が近所にあったらいいよなー。赤羽の人がうらやましいです。
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by inwine | 2008-11-30 15:09 | 日本ワインを買える店
溝の口 「坂戸屋商店」

東急田園都市線・溝の口駅近くにある酒屋さん、坂戸屋さんにお邪魔してきました。
こちらも国産ワインが充実と評判のお店です。

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店内にはいろいろな種類のお酒が整然と並んでいました。
お店のホームページによれば、四代目の武笠陽一さんが「一大決心」をして「脱普通の酒屋を計画」、「旨いお酒の専門店」となったそうです。
こだわりの地ビールや各地から選りすぐられた酒蔵の日本酒、焼酎のほか、海外ワインもずらり。「輸入ワインの90%以上はテイスティングしてからセレクト、10%程度のワインは輸入元を信頼して良い造り手のものをセレクトしております。」というコメントには、ご主人の嘘のない誠実さが見えるようです。

さて国産ワインは…。あったあった。ありました。
入口を入って右側、店内中央の棚です。

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グレイス、ルバイヤート、フジッコ、ソレイユ、キザン…。取り扱いワイナリー自体はそれほど多くはありませんが、それぞれのラインナップはかなりの充実度。
コメントにあったように、ご主人が「これは!」と厳選した蔵のひとつひとつに、しっかり力を入れていることが分かります。空きボトルのレイアウトの下には、グレイスやフジッコの一升瓶ワイン、キザンのマールなんかもバッチリ並んでいました。

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何より驚いたのはバックヴィンテージが豊富に揃ってること。「アレ、こんなのが?」というワインがいくつもありました。
私も某ワイナリーの旧ヴィンテージを数本ゲット。はるばる電車に乗って来たかいがありました!

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興味のある方は、ぜひお店を訪ねてみてください。意外な発見があるかもです。

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前述の武笠陽一さんはあいにくご不在。でも電話がつながり、ブログの掲載を快諾していただきました。
さらに気になっていたワインについてうかがったところ、後日、メールで在庫も教えていただけました。お忙しい中、ありがとうございます!

いろいろなお酒のこだわりのラインナップは、まさに地域密着型のセレクトショップ。イイ感じです。日本中の町にこんな酒屋さんが一軒ずつあれば…と思いたくなるようなお店でした。
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by inwine | 2008-11-07 11:22 | 日本ワインを買える店
立川・伊勢丹 国産ワイン新酒フェア
近くまで来たついでにちょっと足を伸ばして、立川・伊勢丹の国産ワイン新酒フェアにお伺いしました。

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山梨・山形・長野など数社のワイナリーの試飲を担当されていたのは、中央葡萄酒の船橋さん。
まるで熟練の噺家さんのように柔らかく、軽妙な語り口が魅力的です。
(写真はただいま指名手配中なのでNGだそうです。)

グレースのデラウェア新酒などを試飲させていただきながら、いろいろとお話をうかがいました。

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今年のぶどうの出来のお話から、ワイナリー経営の苦労、国産ワインの拡散と浸透、行政の問題、海外産ワインとの競争、日本ワインならではの魅力、流通現場の現状、温暖化の影響など話題は尽きず、どれも皆、思わずうなずいてしまう内容ばかりでした。

日本ワインの美味しさを周りに伝えても「でも近くで売ってないから…」と言われてしまうことがしばしばあります。
確かに一般的な酒屋さんやスーパーでは、国産ワイン勢は量も種類も海外産ワインにかなり押され気味。せっかく美味しいのに手軽に入手できないというのは、飲み手にとってはちょっともどかしい気もします。

そんな状況の中でもグレースワインはメルシャンなどと並び、一番多く目にするブランドのひとつ。
国産ワインがよりポピュラーになるためには、中央葡萄酒さんの役割は重大なはずです。

「国産ワインを広める際に大事な価格帯はやっぱり2000円以下。この辺りまでかな、と…」と船橋さんが指差したのが、「グレイス甲州2007年」。お値段は1890円です。
こういう価格帯のワインが、酒屋さんの店頭にずらっと陳列されるようになってほしいものです。日本酒のように産地別になってたりすればさらに最高!(妄想)

気がつけば1時間以上も会話に付き合っていただきました。船橋さん、長時間お邪魔してスミマセン。ありがとうございました。

家に帰った後、購入した「グレイスルージュ茅ヶ岳」をちびり。久しぶりにいただきましたが、やっぱり美味しいです。
ぶどうはベリーAとカベルネのブレンド。しばしば見かけるセパージュですが、意外に難しい組み合わせのような気がします。このワインはお互いの個性が引き出されていてイイ感じ。頑張って広まってくれよと思いながら、しみじみと味わいました。

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by inwine | 2008-10-18 09:27 | 日本ワインを買える店
高畠ワイナリー 試飲イベント
ほぼ地元の調布・ヴィーノ・メルカートで行われた、高畠ワイナリーの試飲イベントにお邪魔しました。
いらっしゃったのは山形から出張の営業スタッフ、斎藤さん。柔和な語り口ながら、自社のワインについて情熱的に語ってくれました。


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高畠ワイナリーの社員の方々は社長の奥山徹也氏を筆頭に、皆さん熱い人ばかり。控えめな言葉の中にも、自社製品への「愛」が伝わってきます。
不特定多数のお客さんを相手にする試飲イベントは大変でしょうが、こうした地道な作業は確実に国産ワインの裾野を広げてくれるはず。頑張ってください!

試飲させていただいたデラウェアの新酒は甘口・辛口ともすっきりした爽やかなワイン。美味しいです。
ベリーAの泡ロゼ「嘉スパークリング」は、山形らしい輪郭のはっきりした酸が魅力的。
「2004年高畠カベルネ・ソーヴィニヨン」も棘のないアタックの柔らかさが印象的で、品種の個性が自然な形で表現されています。

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試飲の間、昨年、全面的に改植を行ったピノ・ノワールの畑の話や醸造担当の畑さんが契約農家を一軒一軒回って、ぶどうの質を向上させていった話などを伺いました。ピノの植え替えの時は土壌改質にだいぶ苦労をされたそうです。一年目の今年は収穫は行わなかったそうですが、近い将来にはすばらしいワインを届けてくれるはず。今から楽しみです。
なお今年の高畠の畑は、黒ぶどうがかなり順調だとのこと。時期的に雨の被害をうまく免れたそうで、美味しい赤ワインが期待できそうです。

私は『樽発酵→シュール・リー』で造られた「2001年高畠シャルドネ樽発酵」を購入。クリーンで旨みのあるシャルドネの風味とあまり前面に出過ぎないほのかな樽の香りがいい感じのワインです。
10月10日からの「秋の収穫祭」(音楽のライブやさまざまな催しが盛りだくさんのイベントです)に向けて、営業スタッフの方も忙しそう。いよいよあちこちでワインの季節到来ですね。
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by inwine | 2008-10-05 15:41 | 日本ワインを買える店
柏屋酒店・旭洋酒ワイン会
東府中にある日本ワイン充実の酒屋さん、柏屋酒店で行われたワイン会にお邪魔してきました。ゲストは旭洋酒の鈴木剛さん。
7種類のワインをテイスティングしながら、お話をうかがうという会です。

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ワインのリストはクラシック白(2007)、甲州2007、プティ・ボワゼ2006、クラシック赤(2007)、ピノ・ノワール2006、メルロー2006、甲斐ノワール2006。

旭洋酒さんのワインはいつ飲んでも、生き生きとしたフレッシュさと繊細さを感じます。今回は甲州3種類を飲み比べる絶好の機会。どのワインも甲州らしさをしっかりと表現しながら、それぞれ明確な個性を持っていました。

クラシック白は3種の中で最も価格レンジの低いワインですが、飲むたびにコストパフォーマンスの良さをしみじみ感じます。ある意味、最もスゴいワインかもしれません。

リリースしたばかりの甲州2007は、フレッシュでクリーンな味わい。甲州を初めて飲む人に、躊躇なく勧められる素直な美味しさが魅力のワインです。

プティポワゼは「少しだけ樽」という意味。名前の通り、他の2つにはない樽香がほのかに感じられます。実は最近もこのワインを飲む機会があったのですが、そのときは海外のさまざまなワインと一緒に飲んだこともあってか、樽のニュアンスはあまり意識しませんでした。でも今回、他の2つと飲み比べると個性の違いははっきり。繊細な樽づかいが魅力です。

赤は4種類。リリースされたばかりのメルロー(今年はカタカナの「ソレイユ」シリーズでリリースです)をはじめ、こちらも皆、じっくり胸にしみわたるような味わいでした。

参加者の方々は男性女性が入り混じり、年齢層もさまざま。質問も活発にとびかい、内容は醸造や販売、コストや飲み頃、エチケットのことなど多岐にわたりました。そんな中、一人一人の方と丁寧に応対される鈴木さんの姿が印象的でした。

旭洋酒、やっぱりファンにならずにはいられないワイナリーです。
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by inwine | 2008-05-28 19:09 | 日本ワインを買える店
亀戸 「はせがわ酒店」
亀戸の酒屋さん、はせがわ酒店に行ってきました。

店内はこんな感じ。清潔で感じのいい、いかにも酒屋さんらしい雰囲気です。

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日本酒の取り扱い銘柄は800種以上。個人的にも大好きな飛露喜や鳳凰美田、東一などの銘柄がずらりと並んでいました。
実力派のラインナップですが、それもそのはず。実はこのお店、麻布十番と表参道ヒルズ、東京駅グランスタなどかなりのメジャーどころに支店を出しているそうです。(東京駅支店の場所は老舗待ち合わせスポット「銀の鈴」の辺りだそうです。あのエリアがそんなに発展していたとはうかつにも知りませんでした。それに銀の鈴自体の変貌にもビックリ。)

もちろんワインも充実。ボルドー、ブルゴーニュをはじめ世界中の産地が揃ってます。「アレ、これ安いんじゃないの?」ってヤツもチラホラ。セラーの中は要チェックかもしれません。

そして嬉しいことに国産ワインもバッチリの品揃え。

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取り扱いワイナリーは、北海道ワイン・十勝ワイン・朝日町ワイン・高畠ワイン・タケダワイナリー・勝沼醸造・小布施ワイナリー・井筒ワイン・奥出雲葡萄園・都農ワイン。
これだけ揃ってれば、文句はありません。

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先日飲んだ小布施の「ビオロジック一年目」も。

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今回のお目当てはコレ。

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勝沼醸造の「護摩堂樽貯蔵05&06」と「羊新田甲州樽発酵03&05」です。生産本数はどれも数百本。素直に「限定モノ」の魅力に負けて、購入することにしました。

店長の岡さんに「国産ワイン出ますか?」と聞いてみると、「最近はすごく出るようになりました。」とのこと。「店頭で興味を持って購入」→「美味しくてリピート」というお客さんはかなりいるような気がします。こんな風に目に付きやすい店頭で売ってるのって、やっぱり大事なポイントなのかもなと改めて思いました。

はせがわ酒店、機会があれば他の店舗にも行ってみたくなりました。

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by inwine | 2008-03-05 16:51 | 日本ワインを買える店
ル ヴァン ヴィヴァン・生産者来店有料試飲会 『キザンワイン特集』
三田のワインショップ「ル ヴァン ヴィヴァン」へキザンワインの試飲会に行ってきました。
店内の一角を使ったイベントスペースは来場者でいっぱい。雪がちらつく悪天候でしたが、たくさんの人が思い思いに試飲を楽しんでいました。こうしたイベントには、いつもたくさんの参加者が訪れます。全体の市場からみればまだまだわずかかもしれませんが、日本ワインに関心を持つ人は決して少なくはないようです。

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今回は生産者の土屋さんがご夫妻で参加。ひとりひとりに自らワインを注ぎ、さまざまな質問に丁寧に答えていらっしゃいました。ワイナリーでは品切れとなっている貴重なアイテムも勢ぞろいで、甲州で作ったブランデーも登場。(これが実にエレガントでウマかった。)

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こうしていろいろな種類のアイテムを同時に飲むと、ワイナリーの個性がはっきり見えてくる気がします。今回、私はどれもしっかりした酸が印象に残りました。この酸が骨格となり、濃厚なブラックベリーなどの果実味を支えている気がします。お話をうかがうとぶどうはすべてワイナリーのある塩山周辺の畑のもの。標高や風の通りが良い関係でしっかりした酸が得られるのでは、というお話でした。暑い夏でもあまり酸を得るのに苦労した経験はなく、補酸はほとんどしたことがないとのことです。

試飲会の後は、今回もイベントを教えていただいたmimiさんたちと併設のレストランへ。ショップで買ったワインなら1本315円(!)で持ち込みできるそうです。こんな↓料理をつまみ、タケダワイナリーの赤白とキザンのシャルドネ(売り切れワインを提供してくれたAさん、感謝です)を飲みながら、いろいろ興味深い話ができました。

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ワインショップではキザンのほかにタケダワイナリーやシャトー酒折など、いかにもこだわりのセレクションが並んでいます。東京のオフィス街にこんなショップがあるなんて、なかなか頼もしい限りです。
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by inwine | 2008-02-10 13:51 | 日本ワインを買える店
酒と自然食品の店 ヤマザキヤ
永福町の酒屋さん、「酒と自然食品の店 ヤマザキヤ」にうかがいました。

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お店の外観はどうみてもお洒落なデリ。酒屋さんには見えません。「あれ?」と思いながらも扉を開けると、お店は地下にありました。実は1階は「薪窯焼きパンとイタリア伝統菓子の店 ラ・ファリネッラ」というお店で、やはりヤマザキヤさんが経営されているそうです。

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店内はワインのほか、日本酒、焼酎などがぎっしり並んでいました。さらに自然栽培のりんごやみかんも置かれています。ディスプレイされたお酒の中を抜けるように奥へ。

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ありました、日本ワイン。ルバイヤートを中心にメルシャン、原茂ワイン、フジッコなど精鋭たちが揃っています。

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中でも目を引かれたのは那須ワイン。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドやヴァランドロー(!)で醸造家として活躍したという渡邊嘉也氏が手がけるウワサのワインです。ワイナリー自体も長い歴史があり、これは間違いなくウマイはず。購入決定です。

ワインをレジに持っていきながら、お店の橋爪さんに日本ワインについてうかがってみました。ぶどう品種と日本の土壌や気候風土、今と将来の国産ワインの展望などいろいろ興味深い話ができたのですが、印象深かったのは「日本のワインはまだまだの部分もあるけれど、つくり手と会って話をすると応援したくなる」というコメント。
プロの酒屋さんは世界中のワインを同じように商品として扱うわけですから、シビアな意見も当然でしょう。それでも日本ワインには大きな可能性を感じられていることが言葉の端々から伝わりました。

この時お聞きした、国産ワインを探すアメリカ人のお客さんの話が面白かったのですが、あとで見てみるとご自身のブログでも書かれていました。興味のある方はこちらへ。

もちろん国産ワインだけでなく各国のワインも豊富です。仏・伊・スペインの各地域をはじめ、ニューワールドも充実。モーゼルやアルザスなども揃っていました。さらにはポートやマデラなどデザートワインも。やるなーという感じです。

地下でワイン、1階でチーズや生ハムやパンを買って家で楽しむ。こんなお店が家の近所にあったらな、としみじみ思いながら帰りました。
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by inwine | 2007-12-19 13:51 | 日本ワインを買える店
甲府・ワインズ新富屋
以前にmimiさんのブログで拝見して以来、ずっと気になっていた酒屋さんワインズ新富屋に行ってきました。場所は甲府。ワインフェス前の立ち寄りです。

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ウワサ通り、店内はワインが所狭し並んでいます。

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あまりに数が多すぎてめまいがしそうでした。写真からも分かると思いますが、国内の主要なワイナリーのモノはほとんど揃っているようです。そのうえ海外の古酒もすごく充実。こういうお店では、お店の方と相談するのが一番とヒゲのご主人、中山さんにいろいろお聞きしてみました。

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実は来店前から、地元のお店ならではのワインを買おうと決めていました。山梨ワインのオールドビンテージやレア・アイテムです。
会話が進むうちに、珍しいお宝ワインが次々にセラーから登場。どれも貴重なモノばかりでした。

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結局、ちょっと奮発してお勧めの中から3本を購入。「この3本は本当は○十万の価値はあるよ!」とお墨付きをもらいました。いつ空けるべきか、しばらく迷いそうです。

それにしても、さすがは地元。本当に圧巻の品揃えでした。
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by inwine | 2007-12-07 12:34 | 日本ワインを買える店