日本のおかずを訪ねる。<1>
kurouhouganさんのブログのこの記事に触発されて、アジの干物とワインの相性を試してみよう!と思い立ちました。
お相手のワインはもちろん甲州です。

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今回、選んでみたのは奥野田葡萄酒の「夢郷奥野田 白」。

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現行商品ですがヴィンテージはなんと2000年です。
色もかなり琥珀がかっていて、はっきりと経年を感じさせます。

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今回は干物の独特な香りや旨みが、熟成甲州のヒネた感じに合うのでは?という作戦。
kurouhouganさんの「干物の場合、少し酸化したようなニュアンスが欲しいかもしれません。」というコメントを参考にさせていただきました。

まずはワインを一口。
香りはまさに予想した通り。イイ感じの酸化熟成香が感じられます。
好き嫌いは別れるかもしれませんが、ほんの少しシェリーを感じさせるこういう香り、個人的には好きです。
さらに甲州独特のアロマもしっかりとあって嬉しい。
味わいはかなりの優しさ。年期の入った熟成感と雑味のないまろやかさが魅力的で、するすると喉を通っていきます。
これは作戦成功の予感!

さてアジは…。

ムシャムシャムシャ。うーん、脂がのっててウマー。イノシン酸の旨みが脳を直撃です。
吉祥寺ハモニカ横丁の魚屋さん、イイ仕事してます。

半身を食べつくしたあたりで、ワインをごくり。
お! いいじゃないですか!
やはり熟成感と干物の個性がうまい具合にぴったり。アドバイス通りの結果です。さすがcrowさん。
楽しく食事とお酒がすすみます。予想以上の相性の良さでした。
(実はこのあと、もう一枚焼いて完食。ワインも一人で半分以上飲んでしまいました。)

大成功のマリアージュで調子に乗り、別の日に丸干しにも挑戦しました。

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合わせたのはコレ。シャトー酒折の「甲州 2005年ドライ」です。

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うん。これもイイです。「ドライ」の名の通り、キリッとした辛口の味わいがアジをうまく引き立て、生臭さはまったく感じません。ちょうど辛口の日本酒を合わせているのと同じ感触でした。
やはりこちらも、おかずとお酒がどんどんイケる幸福な相性です。

思えば日本ワインは日本の食卓に合うなどといいながら、こういうおかずと合わせた例をあまりブログに書いてなかった気がします。
今回をいい機会に、これからは「日本のおかず」との組み合わせをどしどし試してみることにします。
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by inwine | 2008-10-21 10:44 | 日本ワインを飲む
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