秋の日記<4>

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横浜で国産ピノ・ノワールの会。
北海道、山梨、長野、京都と産地はバラバラ。

ピノ・ノワールってやっぱり難しいですね。
抜栓してから開くまで時間がかかったり、
グラスに注いで時間が経ってから、まるっきり表情が変わったりする。
もちろん他の品種でも同じことはいえるんですが、
ピノの場合はその変化があまりに大きいような。

「なんだコレ?」と思うワインが一時間経って、
急に華やかな香りでいっぱいになったりすることもよくあります。
もちろん、その逆も。
それにワインがデリケートなせいか
酒質の強い他の品種より、コンディションのバラつきが多い気もします。
だから大人数の会で飲むにはあまり適してない品種なのかもしれません。


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この日、印象に残ったのは小布施ワイナリーの「ドメーヌ・ソガ 2006」。
香りの優雅さ、豊かな果実味、中盤の厚み、余韻の長さ。
どの要素も別格のスケールでした。

それに山﨑ワイナリーの2007年ヴィンテージ。
北海道ならではの酸の強さが印象的ですが、ボディはしっかり。
来年、再来年のワインがどうなっていくのか、とても楽しみな感じです。

ピノ・ノワールというと、どうしてもブルゴーニュを連想しがちですが
「ブルゴーニュみたいなピノ」なんて、実は世界中のどこでも作ってない気がします。

日本のワインならではの、チャーミングで優しく繊細なピノ・ノワールが
これからたくさん生まれてくれたらいいな、と個人的には思っています。
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by inwine | 2009-11-01 13:45 | そのほか
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