ボーペイサージュ / hosaka「   」(no name) 2008

孤高のヴィニュロン、岡本英史さんのボー・ペイサージュ。そのマスカットベリーAと甲州を飲みました。

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この2つのアイテムは酒類製造免許の取得条件を満たすため、特別に造られたもの。
そのためブドウは農協からの、いわゆる「買いブドウ」です。
ただし選別や仕込みは、やはり入念を極めた岡本スタイルとのこと。
これまでのワインとは明らかにスタンスが異なりますが、それでもやはり気になるワインです。
岡本さんが手がけるベリーAと甲州って???

ボー・ペイサージュのスタンダードなワインは
品種を問わず、どれも岡本さんならではの個性を感じるのが特徴。
メルロやカベルネ・フラン、ピノ・ノワール、あるいはシャルドネを飲んでも、
香りを嗅いだだけで、「ああ、ボー・ペイサージュ!」と思わず心の中でつぶやく感じです。

この甲州とベリーAも、やはりあの独特な個性を感じるでしょうか?

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結論からいうと、予想ははずれました。
ベリーAも甲州も、圧倒的なほど品種の個性が豊かに感じられます。
どちらもスタイル云々というより、ブドウの可能性を最大限に引き出した
スケールの大きなワインという印象です。

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香りも味わいも実に生き生きとしていて、
なんだか妙な表現ですが『静かな躍動感』というようなものを感じました。

世間で「自然派ワイン」と称されるワインには、実はなかなか難しいモノが多かったりします。
でも飲んだ人が素直に生命力を感じられるような、こんなお酒こそが
実は本当の「自然なワイン」なんじゃないかな、なんてことを思いました。
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by inwine | 2009-03-23 17:35 | 日本ワインを飲む
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